会費制ウエディング・ 1.5次会 パーティー招待状
会費制ウエディングや 1.5次会 パーティーにゲストをお招きする時の招待状。
色々な文章がありますが、結婚式と同じ文章でいいのか、違う文章があるのか、など迷うことがあると思います。基本的には結婚式と同じような文章を使用する方が多いですが、ゲストが友人のみ、など普段から交流のある親しい間柄の方が多い場合、あまりかちっとした文章ではないものがいい!とご要望を頂くことが増えてきました。
会費制やウエディングパーティーがカジュアルなイメージがついているためか、招待状がしっかりした文面で届くと、ふたりのイメージしているパーティーの雰囲気が伝わりづらいと思われるようです。
そこで、くだけ過ぎない程度の文面を紹介いたします。
■例文①
日頃は大変お世話 になり心よりお礼申し上げます
このたび 私たち は
結婚式 をあ げることになりました
ささやかながらパーティーを催し
皆様方 と共に楽しい 時間 を過ごしたい と思って おります
ご出席 頂けましたら大変 嬉しく思います
心よりお待ち申し上 げております
■例文②
皆様にはご健勝 のこととお 慶び申し上 申し上 げます
このたび 私たちは
結婚式 をあげることになりました
つきましては親しくさせてい ただい ております皆様 と
楽しい ひとときを過ごしたくパーティーを催したい と存じます
ご多用 中恐縮 でござい ますが
お越し頂けましたら大変 嬉しく思います
ご出席 賜りますよう ご案内 申し上 げます
いかがでしょうか?
最初のあいさつ文はしっかりと入れましょう!
ゲストの目に最初に入る言葉なので、ここは丁寧な表現が適切だと思います。
ポイントは、皆さんと一緒に楽しみたいですよ、来てくれたらとても嬉しいですよ、といったふたりの素直な気持ちを表現してみてください。
もし入籍をすませていれば、入籍した日を入れたり、結婚式を別の場所で挙げていれば挙式をした日、場所などをいれるのもおススメです。
ウエディングパーティーに招待した人が全て当日来れるとは限りません。
当日来れなかった人のためにも、現在のふたりの状況を少しお伝えしておくのも親切かもしれません。
短い文章ですが、少しでもふたりの気持ちが伝わるような内容を一緒に考えてみてくださいね。
■web招待状とは?
ネットの普及に伴い、webで結婚式のお知らせをすませる方も増えてきています。
色々な種類がありますが、例えばふたりだけのホームページに似たようなものを作成して、そこに
あいさつ文、日時、会費金額、場所、住所、ふたりの名前・・・など必要事項を記入してゲストに送ります。
ページに入ったゲストは内容を確認して、web上から出席の可否を選択して送信するだけで、ふたりに届きます。(ふたりにメッセージを送ることもできます)
集計データはエクセルで管理して、ダウンロードができるようになっているので名簿の作成も楽ちん♪
種類によっては、ふたりの動画(ぜひきて下さい!というようなメッセージ付)を取り入れたり、ふたりのロゴを作成して取り込んだり、写真を添付したり・・・とかなりオリジナリティが出せる仕組みになっています。
スマホから簡単にでき、料金がかからないものも多くでているので、利便性を重視している方にはとても便利なツールになってきています。
ただ、紙の招待状との違いは、招待されたことへの「重み」でしょうか。
招待するゲストのために、封筒に宛名を書き、しっかりとした文章と招待状を作成し、切手を貼りポストへ投函します。受取ったゲストは返信ハガキに出欠の可否を記入し、メッセージを書いて投函します。
この一連の作業をするだけでも、正式に招かれた気分になるものです。
例えば返信ハガキに出席させていただきます、と記入して投函すると、よっぽどのことがない限りは欠席になることがありません。返信をきちんとした、という意識が本人に芽生えて出席しなくては、という気持ちになるからです。
その点、webの招待状は簡単に出欠確認ができてしまうので、軽いノリで出席にして送信してしまうことも多々あります。(手元に残らないので、場合によってはその日を忘れている人もいいます・・・)
webに慣れすぎてしまって、意識せずに操作をしてしまうことがあるようです。
紙の招待状は、作成に時間やお金がかかる分、招かれた心地よさや当日の欠席率(ドタキャン)がほぼありませんし、webの招待状はすぐに作成ができて、ゲストも簡単に操作ができる分、軽い気持ちで送信をしてしまう恐れがあります。
どちらもメリット、デメリットがありますので、ウエディングパーティーの内容やゲストの顔ぶれを考えながら使い分けをしてくださいね。