結婚資金の考え方
結婚が決まったらふたりで生活をしていくための資金について考えていく必要があります。
両家へのあいさつ、結納、結婚式・・・とイベントがたくさん続くイメージですが、その後の結婚生活や新婚旅行など何かと金額がかかります。
この中でも一番かかるのが結婚式に関連することです。
結納・婚約から新婚旅行までにかかる費用の平均は423.1万円で、そのうち挙式披露宴にかかるのは325.7万円といわれています。招待客の平均人数が60名前後なので、ひとりあたりの単価は5.4万円です。
よって、招待客の人数×単価5.4万円=挙式・披露宴の費用になります。(選ぶ会場によって変わります)
費用が出たら次にふたりがいくら使えるかを計算します。
ふたりの貯金+親からの援助金+期待できるご祝儀の額がその総額です。とはいえ、ご祝儀や援助金は最初から当てにせず、ふたりの貯金をベースに計画していくのが理想です。
両家での費用負担に特に決まりはないため、両家で相談をして決めていきましょう。
披露宴の負担は折半ではなく招待客比で決める、また、衣裳やメイクなどそれぞれにかかる費用は各自で負担するのが最近の主流になってきています。
では結婚にまつわる費用の内訳をみてみましょう。
■結納(結納品・結納金を除く) 予算の目安17万円
結納式の平均・会場費用が11.4万円、両家の顔合わせ会場費用が5.9万円。最近は結納金・結納品を用意しない人が6割にも上り、結納セレモニーよりも両家の顔あわせを重視する傾向にあります。
■婚約指輪・結婚指輪 予算の目安55万円
婚約指輪の平均費用は34.3万円。ふたり分の結婚指輪の平均費用が21.2万円。また、男性から婚約指輪などの記念品が贈られた場合は、女性からも時計などの記念品を贈るのが一般的です。時計以外にも長く使用できるカバンやスーツなども人気があります。
■挙式・披露宴 予算の目安330万円
挙式・披露宴の平均費用は325.7万円。うち挙式費用が23.7万円なので、ほぼ披露宴の料理・飲物、衣裳、花など会場への出費です。またランクアップで初期の見積よりも支払いが上がる傾向にあります。
■新婚旅行 予算の目安60万円
新婚旅行の平均費用は49.3万円。そのほかに、お土産代が11.8万円。仲人や媒酌人のほか、スピーチを依頼した会社の上司など、結婚式でお世話になった方々へは忘れずに用意しましょう。
これは平均価格なので人によってもちろん変わってきますが、上記の料金を参考にしながらふたりで予算の話し合いをしながら進めていきましょう。
※親・親族からの援助ってある?みんなどうしてる??
中々、他の家のお金の事情を聞くことは難しいですが、親や親族からの援助が有り、と答えたカップルは7割以上に上ります。結婚資金は新郎新婦の貯金をベースに考えるのが理想ですが、現実的には費用が高額なこともあり、親・親族から援助を受けた人が7割以上で、援助総額の平均は192.3万円にのぼります。
また、ご祝儀総額の平均は223.8万円。ひとりあたりのご祝儀は友人2.9万円、上司3.6万円、親族5.9万円、恩師3.6万円という結果が出ています。
ご祝儀の相場はひとりあたり3万円というイメージがありますが、ふたりとの関係性によって金額もバラバラになります。ご夫婦で参加の場合はふたりで3万円、子供がいる場合は3~4人で3万円ということもありますので、計算する時には気をつけるようにしましょう。(子供にはお子様ランチなど料飲代がかかります)
会費制で1.5万円、2万円などとひとりあたりの金額をあらかじめ決めておくと、招待客×人数分の徴収をすることが多いので、頂く金額の誤差が少ないく、自己負担がどのぐらいになるかがわかりやすいこともあり、当初の予定と大幅にずれることがないので、カジュアルなパーティーでは会費制のスタイルをとる方も増えてきています。
また、結婚式の準備を始めると、式場までの交通費や飲食代など見えにくい費用や、自分で用意をした場合のペパーアイテム、受付に飾るウエルカムボードやアルバム、装飾品などホテルや式場で手配せずに用意した場合でもかなりの金額が発生していきます。自分で手配をしたなりに金額がかかるので、手間などを考えるとどちらが安いか検討することも必要です。これらの管理はふたりの見積表などを作成して管理していくのがおススメです
監修者
『会費ウェディングスタイル』では、高品質で低単価をテーマに、料理・衣装・会場などにこだわった会費制ウェディングスタイルを提供しております。
楽しいはずの結婚式が金額が高すぎて悩む。金額が高すぎて出来ない・・・・。こんな思いをするお客様を一人でも無くしたいと考えております。
すべては「お客様にとってちょうどいい」とご満足頂くために。