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媒酌人って知っていますか?役割やマナーを紹介

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更新日:

媒酌人って知っていますか?

媒酌人と言う結婚式のポジションは最近はまるで見かけなくなりました。媒酌人とは結婚式の見届け人的な役割を果たす重要なポジションです。この重要なポジションに任命されるのは会社の上司や恩師などお世話になっている方にお願いするのが通例です。媒酌人お願いされた方は披露宴当日には夫婦で出席し新しい夫婦の見届け人として新郎・新婦を挟み込むように両端に座る事になります。

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最近、媒酌人と言う制度を見かけなくなった背景には日本の独特な制度でもあった終身雇用と言う制度が背景に存在していたと思われます。一回就職したら定年するまで定職に就くのが日本の美学でした。つまりどの上司に付くかで出世も決まると言う事になります。そうなるとこの媒酌人と言うポジションを誰にお願いするかによりその先の出世に響くと言う事になり兼ねません。かなり気を使う選択ですよね。しかし媒酌人を頼まれて承諾すると言う事はそれなり承諾した側も面倒を見ると言う裏付けにもつながります。媒酌人をお願いされたと言う事は名誉な事でもあるので頼まれた上司は鼻高々な訳ですね。

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では媒酌人は当日はどんな仕事があるのか?と言うと一番の仕事は二人のプロフィールの紹介になります。今は司会者からプロフィールを読み上げる事が当たり前になっていますが当時は媒酌人が高砂で立ち上がり二人のプロフィールや馴れ初めを話す事が定番でした。その為、媒酌人用のマイクスタンドまで用意がありテーブル上にマイクを置いた際に媒酌人が立ち上がった口元付近まで伸びるサイズに設定されていました。

媒酌人を頼むと当然お礼も渡さなくてはなりません。平均的な金額がいくらかと言うはっきりしたデータは無いのですが大体10万円~30万円の間で御礼としていたようです。

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また仲人と言うポジションも結婚式にはありましたが媒酌人と当日の立ち位置は非常に似ています。仲人はもっと新郎、新婦と親密な関係性にあり両家のつなぎ役になっているケースも多々あるポジションです。つまりお見合いの世話役だったりする訳ですね。そうすると必然的に結納の立ち合いから披露宴の馴れ初め紹介。更に新生活に際しての相談役など二人にとっては一生付き合う人物と言う事になるわけですね。

このように昔の結婚式には世話役になるひとをたてる習慣がありました。現在では終身雇用もなくなり、恋愛結婚が主流です。そんな背景から媒酌人や仲人といった風習は姿を消しました。今では知る人ぞ知る用語になっているようです。

確かに良いような悪いような微妙な感じですよね。

 

 

 

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