結婚式場 選びで失敗しない方法|誠実さは重要
結婚式場を選ぶべきポイントは様々ありますが、結婚式に20年以上関わってきた私からアドバイスをするとしたらやはり「誠実さ」ではないでしょうか?「雰囲気」「演出」「料理」「立地」など様々なこだわりポイントがあるとは思いますが、結婚式は基本的に「お二人と一緒にスタッフが創っていきます」誠実さに欠ける式場に申し込みをしてしまうと後で必ずトラブルになってしまいます。
折角の楽しい1日を嫌な思い出にする必要はありません。誠実な式場かどうか選ぶ方法は下記のようなポイントをチェックすると良いと思います。箇条書きにしておきますので結婚式場を選ぶ時のポイントにしてみましょう。
- 式場見学の時間が長い(3時間以上)
- 初期見積もりが安く見える(ご祝儀の計算がおかしい)
- 今日決めたら〇〇円割引する
- お二人を焦らせる言動をする
- プランナーに若いスタッフが多すぎる
この中で一つでも当てはまる結婚式は要注意です。結婚式場を選ぶポイントとしてしっかりメモしておきましょう。
式場見学時間が長い(3時間以上)
結婚式場選びをする際には必ず結婚式場に見学に行くと思いますが、結婚式場の中には3時間以上拘束をする結婚式場もあります。長い時は5時間など拘束されてしまう事もあります。その場所がとても素敵で気に入っている会場なら良いのですが「とりあえず気になるから見に行ったら3時間拘束された」という事もあります。
結婚式場の中には
「決定するまで家に帰すな!」
と上司が指示を出している結婚式場も未だあるようです。
「見積もりまでもらって2時間」これくらいを目安に式場見学をしましょう。
「何がダメですか?」「他の式場よりも安くしますよ」
と言いながら中々帰してもらえないような会場は絶対にやめましょう。
初期見積もりが安く見える(ご祝儀の計算がおかしい)
最近の結婚式場でよく見かける見積もり手法として「自己負担費用〇〇円」という見せ方があります。この場合「総額費用―ご祝儀=自己負担費用」として算出されます。
この算出方法には問題ありませんが問題なのは「ご祝儀の算出方法」です。普通ご祝儀は「お一人様3万円」で計算する事が常識です。
しかし、悪意のある結婚式場では自社の見積もりを安く見せる為に
「ご親族様はご祝儀多めにお持ち頂けるのでお一人様6万円で計算しております」「ご上司も5万円は包んでくれます」
と噓の情報で見積もりを作る結婚式場があります。
一般的には
「ご親族夫婦などは2人で5万円」
「上司などでも最近は3万円」
これが結婚式の常識です。
このような結婚式場で契約すると何かにつけて「ご祝儀がありますから大丈夫です」と言われてしまいます。当日のご祝儀が少なくても誰にも文句も言えず多額の自己負担金を支払う事になってしまいますのでご注意下さい。
今日決めたら〇〇円割引
この手法はウェディング情報サイトが運営する「結婚式場相談サロン」などでよくあるやり方になります。結婚式場を探す際にまとめて紹介してくれる「結婚式場紹介サロン」は新郎・新婦にとってはとても便利ですが、出来れば利用しない方が良いでしょう。
「今日は即決してくれたら総額費用から20万円お安くします」
少し冷静になって考えて下さい・・・以前某ハンバーガーショップが「平日半額!」というキャンペーンを行いました。その際には「土日は何も変わらないのに倍になるのか?」と不誠実な対応と批判が殺到しました。
「即決してくれたら安くします」
という売り文句は露店の叩き売り商法です。生活雑貨や食料品などならまだ理解ができます。
しかし高額サービスの結婚式で
「今日と明日で数十万も値段が違う」
こんな不誠実な対応あって良いわけありません。
結婚式場を選ぶ時に「今日決めて頂けたら」と交渉されたら「申し込みするタイミングは自分達で決めます」とはっきりと言い返せるようにしましょう。その際に今日の割引はありますか?ともう一度聞いてみましょう。それで結婚式場の誠実さがわかります。
お二人を焦らせる言動
結婚式場や結婚式場紹介サロンの誠実さで最もわかりやすいのは「焦らせる言動」の有無です。「今日決めないと良い日程は埋まってしまします」「早くしないと人気の会場は無くなります」など「早く」「早く」と焦らせる言動が多く出る結婚式場はあまり良い結婚式場ではありません。
このような結婚式場の場合は結婚式場のプランナー個人の問題ではなく結婚式場の上司が「焦らせろ」「即決させろ」「選択肢を与えるな」と指示を出している可能性が考えられます。
こんな式場で結婚式を申し込んだらトラブルが起こった時には最低の対応が待っている事でしょう。注意しましょう。
プランナーに若いスタッフが多い
「親身になってくれる」「年齢が近くて話しやすい」という利点もあるのですが、プランナーが若すぎると「離職する可能性が高い」「経験不足による不安」「言葉使いが微妙」など安定感が低下してしまいます。結婚式には様々な年齢や職業の人を招く事になると思います。
結婚式場は「最高のサービスをしてくれる」と考えて来館されるゲストも多くいます。スタッフの言葉使いや立ち振る舞いはとても重要です
「はーい。はーい。そうですねー」
と語尾をのばして話をする若いウェディングプランナーがいる結婚式場もありますが「高級ホテル」のブライダルサロンでは絶対におりません。
確かに高級ホテルでの結婚式は1千万円を軽く超える結婚式ばかりではありますが、普通の結婚式でも100万円以上は必ず超えています。100万円以上の買い物をするお客様へ「しっかりした日本語を話せない」「スタッフが変更になる」など対応が微妙な結婚式場では誠実とはいえません
結婚式場選び|まとめ
これから結婚式場を選ぶ際にはこのような事をしっかりと注意しながら結婚式場を選ぶと良いと思います。その際に「え!こんな結婚式ってお金かかるの?」と思った際には「会費ウェディングスタイルの結婚式プラン」をご利用下さい
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監修者
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