結婚が決まったら・・・
結婚がふたりの間で決まったら
「婚約」
となります。
婚約を約束した両家の間で結婚準備の金品の取り交わしをして、両家の結びつきを祝う儀式を結納といいます。
今回は結婚が決まったらまず行う、「親へのあいさつ」について準備すること、心がけることなどをお伝えしていきたいと思います。
まず、ふたりで結婚の意思を確認したら早めに自分の親にきちんと報告をしましょう。
挨拶に来る日に報告・・・なんてことはないように、きちんと自分の口から伝えることを心がけましょう。照れくささや気恥ずかしさがあるかもしれませんが、自分から喜びや結婚への意思を示しておくことはとても大切なことです。
そして、結婚の承諾を得るために相手のお宅を訪ねることなります。
その際、男性側が女性側の家に先に行くのが一般的といわれています。
ただし、遠方であったら中々都合がつかない場合は、女性側が男性側の家にあいさつに訪れることもあるようです。
訪問する際は、あらたまった態度で臨みましょう。服装は男性はスーツ、女性はワンピースなど清潔感のある装いをします。男性は髭、スーツがしわくちゃ、靴下をはいていない、足元がスニーカーなどがないように(清潔感がないと印象がよくありません)、女性は派手なメイクやネイルアートの激しいもの、爪が長すぎる、ハイブランドで固めていることながないように(爪が長すぎると家事ができるかしら、全身ハイブランドはお金結構使うのかしら・・・)などマイナスなイメージを与えないように気をつけていきましょう。
もっとも気遣いが必要なのは親御さんを前にした時の申込みの言葉です。
男性から「お嬢さんをください!」というのはNG。
テレビの世界では聞いたことがあるかもしれませんが、現在は好まれません。
なぜなら、「ください」は「物」を扱われているような感じがするので、敬遠されがちです。
ここは、
「○○さんとの結婚をお許しください。必ず幸せにします」
「私たちは結婚をしたいと思いますので、認めてください」
など自分たちらしい誠意を示す言葉を考えるようにしましょう。
~訪問前に事前にチェックしておきたいこと~
それぞれの親のお宅を訪問するときに、あらかじめ確認しておきたいことをご紹介します。
①自分の親に婚約や結婚の意志を伝えておくこと
②親と相談して、訪問の日時を決める
(双方の親の予定は必ず確認しましょう。親も準備があるので勝手に決めてしまうのはNGです)
③相手の情報を親に、親の情報を相手にきちんと伝えること
(名前、年齢、職業、出身地、家族構成、性格、趣味、健康状態、食べ物の好みや得意なこと、好きなこと、ふれてはいけない話題など)
初対面でものすごく会話が弾むことは稀です。事前に情報を伝えておけばあらかじめ話題を考えておいたり、好きなものを作っておいたり・・・など準備をすることができます。
④結婚の承諾を求める言葉を考えておくこと
⑤親に質問されそうな話題についてシュミレーションをしておくこと
(将来設計、住む場所、同居の可能性、共働きをするか否か、相手の両親の結婚に対する意見など)
双方の親共に、今後の人生がどのように進んでいくかが一番心配をしているところです。
あまり具体的になっていないことでも、ふたりできちんと話し合っておいて答えに窮することがないようにしておきましょう。結論が出ていなくてもふたりで話し合っている、考えている、ということを伝えられると安心すると思います。
⑥訪問時の服装や手土産を考えること
手土産はほぼ持参します。
3,000円~5,000円程度の老舗や評判のよいお菓子、地元の名産などを選ぶと安心です。
老舗のお店のものでも、くれぐれも双方の家の近くで簡単に手に入るものは避けましょう。
事前に買ったものであっても、当日適当に買ったのかと思われてしまうことがあったり、
全く知らないお菓子よりは一度食べたことがあるものの方が、話のネタにもなります。
(例えば、美味しかったのでぜひ召し上がって頂きたくて・・・)
事前に親の好みが聞いておければ、「甘いものがお好きと伺ったので、こちらのお菓子を召し上がってください・・・」などとお伝えできるのも◎
手土産は渡す時は、紙袋から出して渡します。くれぐれも袋のまま渡さないように注意してください。
そして手土産を渡す時は、「つまらないものですが・・・」
これも最近使いません。
特に年齢の若い方がつかうと違和感が出るので、自分で一生懸命に選びましたと伝えられたほうが印象がいいと思います。
「地元で人気のお菓子でぜひ召し上がって頂きたくて・・・」
「○○のお酒がお好きと伺ったので、お持ちしました・・・」
などお渡しするときの言葉も考えておきましょう。
監修者
『会費ウェディングスタイル』では、高品質で低単価をテーマに、料理・衣装・会場などにこだわった会費制ウェディングスタイルを提供しております。
楽しいはずの結婚式が金額が高すぎて悩む。金額が高すぎて出来ない・・・・。こんな思いをするお客様を一人でも無くしたいと考えております。
すべては「お客様にとってちょうどいい」とご満足頂くために。