ファーストミート｜結婚式演出方法

 

ファーストミートという結婚式の演出はご存じでしょうか？男性はあまり聞いた事がないかもしれません。ファーストミート演出とは「準備の時点からお互いに選んだタキシード・ドレス姿をお披露目しない」という演出です。結婚式当日にお互い初めて見せ合う事から「ファーストミート」という名称で演出されています。

 

ファーストミートをやりたい！と考えたお二人は「会場選びから」ファーストミートができる会場を選ぶことが大切です。また、結婚式を一緒に作るプランナーにも初めに「ファーストミートやりたいです！」と伝えておく必要があります

 

①　控室は別々にする事

 

 

当たり前ではありますが、ファーストミートは結婚式の衣装に着替えた姿を初めて見ることで成立する結婚式の演出になります。一緒に控室で順番に着替えてしまっては着替えている時点で「ネタバレ」してしまいます。

 

このような事がないように控室は出来ればそれぞれ別室が好ましいのですが、難しいようでしたらカーテンなどで仕切れる環境を作るなど工夫が必要となします。

 

②　結婚式スタッフへ周知させる

 

ファーストミート演出は他の演出に比べ「サプライズ要素」が高いためお互いに「バレないようにする」事が大変になります。

 

その為、1.5次会結婚式の準備時点から「ウェディングプランナー」「会場スタッフ」「ヘアメイク」「司会者」「カメラマン」など進行に関わる全てのスタッフに伝えておき協力体制を作ってもらう必要があります。

 

 

 

ファーストミートでは新婦が新郎の背中から肩を「トントン」とたたき振り返って初めて新婦のドレス姿を見る事で完成される演出となります。この瞬間までお互いに「どんなドレスを選んだのか？」「デザインはどうしたのか？」など内緒にしなくてはなりません。

 

もちろん、ドレスショップスタッフも「このお客様はファーストミートをご希望されている・・・新郎タキシードの話はNGだな」など気に留めて打合せをしてくれます。

 

ファーストミート演出をやりたい！！と思っている新郎さん・新婦さんは会場を決める前からウェディングプランナーに話をする事を忘れないようにしましょう。

 

③　ファーストミートの２つの演出方法

 

ファーストミートには２つの演出方法があります。写真のように披露宴のスタート前に二人だけで行うファーストミート演出と披露宴会場内でゲストの前で行われるファーストミート演出と２つの方法があります。

 

会費ウェディングスタイルの場合では「披露宴前に二人だけのファーストミート演出」が多いと思います。その理由は「新郎さんが恥ずかしい」という理由が大きいようです。ファーストミート演出は「新郎さんの反応を見たい」という新婦さんの要望に応えた演出でもあります。

 

ファーストミート演出では新郎さんの一番初めに発する言葉とリアクションはかなり重要です！！

 

もし、ゲストの前にファーストミート演出を披露するとなれば「結婚式スタートの入場シーンとなります」新郎さんは会場内へ先に入場し新婦さんを待ちます。普通に入場するだけでも緊張するのに「ファーストミート演出」での入場ともなれば緊張は２倍となるでしょう。

 

新郎さんは入場し入場口に背を向けるように新婦さんの入場を待ちます。司会者からのコメントが入り新婦さんが入場し新郎の肩を「トントン」と叩きます。この瞬間が「ファーストミート演出で最も重要な瞬間」となります

 

綺麗なドレス姿の新婦さんを前に「すごく綺麗だよ。本当に素敵だ」と外国人のように表現できれば良いのですが日本人男性はそう上手くはいきません。多くの新郎さんの場合

 

「あ、とても綺麗です・・・」

 

と、一言でコメントが終わってしまう事もよくあります。しかし、周りのゲストからは笑い声もあふれ「しっかりしろ！」「もっと他にいう事ないのか？」など言葉も飛び交い一気にアットホームな雰囲気となります。これが「ゲストの前でファーストミート演出」を実施する演出効果だとも言えます。

 

とは言え口下手な新郎さんにこの話を持ち掛けると「それだけは、やめて下さい公開処刑です」と即答される事もあります。

 

このように、「ファーストミート演出」はお二人だけで楽しむ演出とゲストの皆さんと楽しむ方法の２つがあります。どちらの方法にするのかお二人でよく話し合って決めてみてください。

 

この他にも1.5次会結婚式の演出方法を数多くご用意しております。まずはお気軽にプロにご相談ください。