婚約式・婚約披露パーティーの流れ
結婚が決まったふたり。
親族や親しい友人には真っ先に報告をすると思います。
電話やメールで伝えたり、時間を作ってもらって直接会って伝えたり・・・など個別に報告をすることが多いと思います。
最近では婚約式や婚約披露パーティーを開く方も増えてきています。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、婚約式や披露パーティーを開いて、親族や友人に一斉に婚約をしたことを伝えることです。
◇婚約式・披露パーティーの準備
まずはパーティーを取り仕切ってくれる幹事をたてましょう。
当日のふたりは主役になるので、自由に動くことができません。
きょうだいやいとこなどの親族、または親しい友人など数名に頼んでおくとよいでしょう。
そして、進行をする司会者や受付をする係、立会人など4~5名ぐらいの人手が必要になると思います。
幹事が決まったら、
・予算を決める
・会費を決める
・会場を決める
(会場の真ん中に柱がない、L字型ではないなどゲストができるだけ見渡せるような会場がおススメです。またゲストが来やすい立地、集まりやすい場所なども考慮していきましょう)
・式や進行内容を決める
などふたりと幹事で準備を進めていきます。
当日の席次は会場により変わりますが、中央に婚約宣誓書を置く台を設置し、それに向き合う形で左右両側にそれぞれの両家華族や友人が着席するケースが多いです。
進行は立会人がすすめていきますが、立会人とは別に友人司会をたてるとスムーズに進むと思います。
進行に添って婚約が成立したら、ふたりから列席者に感謝の言葉を述べるなど式を締めくくる言葉を考えておきましょう。
周囲に婚約を報告するカジュアルな会なので、内容は自由ですが、ふたりのために集まってくれた人たちのためにも、ふたりの人柄が伝わるような演出を考えて、みんなに婚約を祝福してもらいましょう。
また婚約者と双方の家族・友人を互いに紹介しあうことも目的のひとつです。歓談の時間にはふたりで会場を回り、ゲストと積極的に交流を図るようにしていきましょう。
準備するものは、婚約宣誓書(婚約を誓う言葉)や婚約記念品などを用意して会場に並べておきます。当日同士の服装はスーツやワンピースなど、フォーマルな雰囲気のものにそろえます。
【婚約式の流れ】
①立会人のあいさつ
「本日はお集りいただき、ありがとうございます。
皆様とともに、〇〇さんと△△さんの婚約式の立会人を務めさせて頂きます□□と申します。どうぞ宜しくお願い致します。」
②誓いの言葉
ふたりが婚約宣誓書を朗読します。
③婚約宣誓書にサイン
ふたりがそれぞれ自分のサインをし、押印します。
④婚約成立の宣言
立会人が署名、押印する場合はこのタイミングで行います。
すべて揃ったら、立会人が婚約成立宣言をします。
⑤婚約記念品の交換
婚約指輪など、記念品をお互いに贈りあいます。
⑥本人たちからのあいさつ
男性、またはふたりで列席者への感謝を述べます。
参加してくれたことへの感謝やこれからもよろしくお願いします、といった内容を伝えます。挙式の予定が決まっていればそれを伝えるのもOKです。
⑦閉式宣言
立会人が閉式をい宣言します。このあと婚約披露パーティーを行うケースもあります。
【婚約披露パーティーの流れ】
①開式のあいさつ
進行役があいさつをします。
「本日は〇〇さん、△△さんの婚約披露パーティーにお越し頂きありがとうございます。これよりおふたりのパーティーを開催させて頂きます。」
②自己紹介・婚約の発表
ふたりがそれぞれ自己紹介をします。男性か進行役が婚約に至るまでの経緯などを紹介して、婚約を発表します。
③婚約記念品の交換
指輪などの婚約記念品を、お互いに交換します。
④乾杯
乾杯の発声をお願いしたい人をあらかじめ決めてお願いをしておきます。
進行役より名前を呼び出し、乾杯の発声をしてもらいます。
⑤食事・歓談
ふたりは会場を回り、来場者とあいさつを兼ね歓談をしていきましょう。
⑥本人たちのあいさつ
来場してくれた人へのお礼をあいさつをします。今後の挙式予定なども伝えていきます。
⑦閉会のことば
進行役が閉式を宣言します。来場者全体での記念撮影などを行うこともあるので、進行役は声がけをして来場者を集めます。
◇改まった席を設けず婚約を知らせたいときは・・・
あまり大げさに周囲に婚約を報告したいときは、食事会などみんなが集まる機会に婚約者を紹介したりします。また、シンプルに婚約通知書を出して伝える方法もあります。
【婚約通知書の例】
拝啓
春暖の候 皆様方におかれましては ご清祥のこととお喜び申し上げます
さて このたび 私どもふたりは ●月◎日に婚約いたしました
挙式は初夏を予定しております
いずれあらためましてご案内を差し上げます
今後ともよろしくご指導のほど お願い申し上げます
敬具
令和●年●月●日
田中 太郎
鈴木 花子
簡単にこのような文章を書いたはがきや封書などをまずは出し、結婚式が決まったら改めて招待状を出し、報告をしていきます。
監修者
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