結婚式、1.5次会 の色々なスピーチ
結婚式、1.5次会 では様々なシーンでスピーチやあいさつをすることがあります。
中でも新郎と父親の出番が比較的多くなります。
まずは、親族紹介。
自分の家族、親族を紹介するときは、父親からそれぞれを紹介することが多いです。名前と新郎からみた続柄を伝えていかないといけないので人数の多い親族の場合は、紙に書いておいて読み上げることもあります。父親が紹介しない場合は、新郎新婦から紹介することもあります。
挙式を神前式を選んだ場合は、誓̪詞奏上を読み上げる時。
やまと言葉と言われる昔からの言葉で綴ったものなので、普段使いしない言葉なので練習が必要になります。紙1枚分読みあげます。
披露宴や 1.5次会 パーティーでは、新郎は最初のあいさつのウエルカムスピーチと最後の挨拶の謝辞、父親は新郎謝辞の前に両家代表謝辞として挨拶をすることがほとんどです。
このようなあいさつは、かつては媒酌人や親が述べていましたが、現在は新郎新婦が直接招待客へ謝意を伝えることが多くなりました。
特にウエルカムスピーチは、新郎新婦がメインテーブルについたあと司会者の開宴のあいさつに続いて行います。主役たちの親しみのあるあいさつを直接聞くことで、ゲストが和みリラックスして過ごすことができます。
また、両家のあいさつは新郎の父親が一般的ですが、招待状の差出人を新郎新婦にしている場合は、新郎、親のあとに新郎があいさつをする傾向にあります。
◇好印象を与えるスピーチ&謝辞のポイント
*ウエルカムスピーチ
招待客へのお礼、結婚の報告、締めの言葉で構成します。
親しみのある言葉で、1~2分を目安に話します。
*親への感謝の言葉
幼い頃の忘れられないエピソードなどを手紙にして読み上げます。感傷的になりすぎないよう注意。新婦の手紙は便せん2~3枚の方が多いように思います。
*謝辞
謝辞には決まり事があるので、事前に作成して練習をしておきましょう。謝意を素直に表現しましょう。
【謝辞の構成要素】
構成要素が決まっている謝辞のベースをご紹介していきます。
*新郎新婦の場合
・招待客や祝辞、余興をしてくれた人へのお礼
・今の心境や新生活の抱負
・支援のお願い
・結びの言葉
*新郎父の場合
・自己紹介
・招待客や祝辞、余興をしてくれた人へのお礼
・新郎新婦へのはなむけの言葉
・ふたりへの支援のお願い
・もてなしの不備のおわび
・結びの言葉
この内容をふまえスピーチ例をご紹介していきましょう。
*ウエルカムスピーチ例(新郎)
本日はお忙しい中、私たちふたりの結婚披露宴にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。先ほど、〇〇(式場名)のチャペル(神前)におきまして、みなさまに見守られながら無事、式を挙げることができました。
これもひとえに私たちを育んでくださった皆様型のおかげと感謝しております。ささやかながらのおもてなしですが、皆様には楽しんでいただけるよう準備をしてきました。
短い時間ではありますが、お開きまでおくつろぎいただき、楽しんでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
*ウエルカムスピーチ例(新郎新婦)
新郎 本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。こうしてたくさんの方に祝福いただき、新しい人生の門出を迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。ささやかながらのおもてなしですが、皆様に楽しんでいただければとパーティーを企画しました。どうぞお開きまで、楽しんでいってください。
新婦 本日はお休みにもかかわらず、私たちのためにお集りいただきありがとうございます。本日はどうぞゆっくりとおくつろぎいただき、お食事を楽しんでいただればと思います、。どうぞ宜しくお願いいたします。
*親への手紙例
お父さん、お母さん。
今日まで私を大切に育ててくれて本当にありがとうございました。子供のころからわがままばかり言ってお父さんを困らせましたが、受験のときも就職のときも、最後は「〇〇(自分の名前)が決めたことなら応援するよ」と言ってくれましたね。お母さんはいつも笑顔とおいしいご飯で私を支えてくれました、。ひとり暮らしをはじめて心細かったときも、お母さんの手料理がたくさん届き、元気づけられました。
これからは〇〇さんとふたりで幸せな家庭を築いて、少しずつ親孝行をしていきたいと思います。〇〇さんのお父さん、お母さん、初めて会った時からとても温かく迎え入れて下さりありがとうございます。まだまだ未熟ですがこれからどうぞよろしくお願い致します。
*謝辞例(新郎)
本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にお集りいただきまして、誠にありがとうございました。皆様からたくさんの温かい言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
(また、本日ご媒酌の労を賜りました〇〇部長ご夫妻には、今まで何度となく相談にのっていただき、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。※媒酌人がいた場合)
皆様からいただきました言葉を肝に銘じながらどんなときもふたりで励ましあい力を合わせて、温かい家庭を築いていきたいと思います。
未熟な私たちですが、今後ともよろしくご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。本日は本当にありがとうございました。
このような例を参考にしながら自分らしい言葉で考えてみてくださいね。
監修者
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