結婚式のスピーチの頼み方
結婚式や1.5次会パーティーの思い出をより深いものにするスピーチや余興。
最近では、ゲストに寛いでもらいたいから!とスピーチや余興を全くお願いしないかたも増えています。ゆっくりお食事を楽しんでもらい、のんびりとくつろいでくれれば満足!という新郎新婦もいますが、中にはお友達の方からぜひやりたい!と申し出があることもあります。
せっかく申し出があったのなら、ぜひお願いしたい所です。お願いする場合は、結婚式の日取りが決まったら、早々に依頼することが大切です。とくにスピーチは新郎新婦とのエピソードや祝福の言葉などをいただくわけですから、失礼のないようにお願いしたいものです。直前にお願いしたり、招待状の中に付箋だけいれておく、ということがないように、きちんと対面、もしくは電話でお願いしたい旨を伝えましょう。
スピーチの代表的なものとしては、主賓あいさつ・乾杯の発声・披露宴中のスピーチがあげられます。
職場の上司や同僚をはじめ、幼なじみや学生時代からの友人など、新郎新婦をよく知っている人にお願いをしましょう。
【各スピーチの依頼の仕方】
*主賓のあいさつ
□誰にあいさつをしてもらうか?
結婚式での主賓のスピーチは、結婚披露宴の冒頭に行われる大切なスピーチです。新郎新婦の会社の上司や恩師といった目上の方にお願いします。
□頼み方と所要時間はどのぐらい?
両家から1名ずつの合計2名が一般的ですが、1名だけの場合もあります。
例えば、新郎新婦が同じ職場で上司も同じであれば1名でもOKですし、違う職場でも片方が上司を呼ばなければ1名になります。依頼の際は、主賓として招きたい旨を伝えたうえで「主賓のあいさつをぜひお願いします」と直接お話をします。スピーチの時間は目安は3分ぐらいです。スピーチの時間はあらかじめ先方にも伝えおきましょう。話好きの方は気持ちが盛り上がってくるとどんどんしゃべってしまいます。他の方もいらっしゃるので3分ぐらいでお願いします、などと時間の制限があることを伝えておくとよいでしょう。(いくら長いスピーチでも司会者から制限することはできません。1人で10分ぐらい話してしまうことがないように気をつけたいですね)
*乾杯の発声
□誰にあいさつをしてもらうか?
列席者は全員起立をして飲物のグラスを持ち、代表者の「乾杯」の発声を合図に周りの人とグラスを掲げてから飲みます。主賓と同等あるいは主賓の次に大切な人が行うのが一般的で、上司や恩師が発声することが多いです。
親族だけの結婚式の場合は、親戚のおじさんおばさんなど話が得意な人にお願いをすることもありますし、新郎新婦の親があいさつをすることもあります。
アットホームなパーティーでは、小さなお子さんがいらっしゃれば、お子さんに発声をお願いするなどしても素敵な演出になると思います。
□頼み方や所要時間は?
依頼をする場合は、1名にします。依頼の際は「乾杯の発声と何かひとことあいさつをお願いします」と対面や電話で頼みます。乾杯前のスピーチは30秒から長くても1分ぐらいですので、事前にその旨も伝えましょう。もし、乾杯を依頼した人から、「一人ではなく友人と二人でもいい?」などといわれた場合は、ふたりがよければ、もちろんOKです。
*披露宴の最中のスピーチ
□誰に頼む?
披露宴の最中のスピーチをお願いする場合、新郎新婦の友人からそれぞれ1~2名がよいでしょう。仲のよりグループで参加する場合は、グループ単位でお願いすることもあります。
□頼み方や所要時間は?
個人に頼む場合は、新郎あるいは新婦から直接「スピーチをぜひお願いします」と頼みましょう。スピーチの時間の目安は約3分とお伝えしましょう。グループ単位でお願いする場合はどのくらいの時間でおさめてほしいかを伝え、間延びしないようにしましょう。
スピーチする側としては、スピーチがいつになるか知りたいもの。緊張で食事が喉を通らない・・・という方もいらしゃるので、お色直しをした後ぐらい、○時頃になる予定など、目安の時間を伝えておくと親切です。
【お願いする人へのマナー】
□主賓のあいさつ、乾杯の発声をだれに頼むかは職場の先輩や親に相談をする
□遅くとも披露宴の2カ月くらい前までにお願いしましょう
□スピーチをお願いする人には当日の出番や待ち時間を知らせる
□式の前日に「明日はよろしくお願いします」と電話かメールであいさつをする
お願いされた側は、その日のために一生懸命に考え準備をしてきます。当日のスピーチを聞いたらぜひ感謝の気持ちを伝えましょう。
監修者
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