結婚後のお付き合いについて
結婚後は、一人前の大人として様々なお付き合いが増えていきます。
お互いの親族・知人・友人など独身時代に比べて倍以上もの人たちと関係をもつことになります。常に思いやりと感謝の気持ちを忘れずに心豊かな新婚生活を送っていきたいですね。
節目のあいさつへタイミングを逃して失礼にならないように、年中行事を頭にいれておきましょう。父の日・母の日など相手が喜ぶイベントを積極的に取り入れてお付き合いを深めていきます。また、季節の行事を取り入れると四季の移ろいが楽しめるなど年中行事には、暮らしを豊にしてくれるきっかけがたくさんあります!
~おさえておきたい年中行事~
*1月 お正月
結婚後、初めてのお正月はふたりで両家ともに訪問をしましょう。元旦は家族で過ごすための日なので正月二日以降で親の都合を聞いて日時を決定しましょう。
*3月 桃の節句・卒業・お彼岸
春分の日・秋分の日は先祖の霊を供養するお彼岸にあたります。結婚後も仏事を大切にしたいものです。行けない時はお菓子などを贈り仏前に供えてもりましょう。
*4月 入学
初節句や入学、卒業を迎える子どもがいたら、子どもの親と相談しながらお祝いを渡します。甥・姪はもちろん、望まれればそれ以外の子どもとの交流も深めましょう。
*5月6月 端午の節句・母の日
意外に期待している親も多い父の日・母の日のイベント。プレゼントや手紙を贈ったり、電話をかけるだけでもいいが、ふたりそろって顔を見せるとさらに喜ばれるのでは?
*7月 お中元・暑中見舞い
お中元は7月上旬~15日頃までに相手に届くように手配をします。
(ただし、お中元は8月初旬~15日の地域もあるので注意!)
もともとは「お盆の中元」といって、先祖に捧げたものなので、親に贈ります。
*8月 お盆
関東では7月ですが、1ヶ月遅れの8月がお盆の地域なら夏休みを利用してぜひお墓参りをしましょう。事前に日程と期間を伝え手土産も忘れずに。
*9月 お彼岸
*10月11月 お友達の結婚式や出産祝い・七五三
親族や友人の慶弔事に金品を贈る場合は、のしや袋の水引の種類に注意しましょう。出産など何度あっても良いことには「蝶結び」、結婚など一度きりにしたいことには「結びきり」に水引を選びます。友人の出産祝いは5,000円~1万円が目安と言われています。
*12月 お歳暮
お歳暮は12月初旬~20日頃までに相手方に届くように手配をしましょう。
~結婚後のゲスト・親族とのお付き合い~
家によってしきたりは千差万別です。結婚後、特に新郎側の親族との付き合いは新郎側の親のやり方を参考にしましょう。披露宴に出席したゲストとも、気切りにこだわりすぎずお付き合いを続けられるといいですね。
■正月は主賓・上司にあいさつ
初の正月には「御年賀」「御年始」と、のしに記した手土産を持って、主賓・上司など結婚式でお世話になった方々を訪問します。相手の都合は必ず聞きましょう!!
■お中元・お歳暮を贈る人は?
5,000円前後の品に紅白蝶結びの、のしを付けて主賓・上司のほか、お世話になっている人に贈ります。親に贈るかどうかは各家で相談し、両家で統一をしましょう。
■冠婚葬祭やお見舞いは?
入院や葬儀の連絡を受けたら、疎遠にしている人でもなるべくお見舞いや参列をするようにしましょう。法事に呼ばれたら参加でOKです。冠婚葬祭の判断基準は、結婚式のゲストかどうかで確認しましょう。
■引越しあいあつをしよう
近所づきあいはいざという時の頼みの綱。引っ越したら少なくとも両隣と向かいのお宅には粗品を持ってあいさつに行きます。夫の実家に越した時はもちろん必須です!
■いただき物にはすぐに礼状を書きましょう
円満なお付き合いのポイントのひとつが、筆まめになること。いただき物をしたらすぐにお礼状をしたため、感謝の意を伝えれば好印象になります。親であっても忘れずにいたいですね。
*礼状サンプル例
日増しに暑さが増してまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はおいしいお菓子をわざわざお送りいただきありがとうございました。
○○さんの地元の銘菓を主人も大変喜んでいました。
お近くにおいでの際はぜひ、我が家にもお立ち寄りください。
季節柄、お身体ご自愛くださいませ。
令和○年○月○日 田中 花子
など、他の礼状と同様にお菓子のお礼、感想などを書き送りたいですね。
■遠方の人とも絆を結ぶ年賀状
披露宴ゲストにはもちろん、今後もお付き合いをしたい人には、広く年賀状を送ってつながりを深めましょう。喪中で欠礼する場合は、遅くとも12月初旬にはお知らせをします。
監修者
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