大人の花色でコーディネート
ウエディングのお花というと、白+グリーンやピンクやオレンジ、赤など
結婚式のイメージを連想させるような明るい色や清潔感のある色、という印象が強いと思いますが
最近では、珍しい種類の花をメインに取り入れたり、くすんだ色合いが人気。
例えばバイオレット系、ダークレッド系、ベージュ系などでまとめるとパーティーの印象ががらりと変わり
ぐっと大人の雰囲気にコーディネートができます。
今回は色をメインにお花について紹介をしていきます。
■バイオレット系(紫)
バイオレットは高貴や神秘のいイメージをもつ色。
インパクトの強い色なのでメインテーブルにどーんと大ぶりの花をもってくると重たいイメージになりがちなので装飾に使いたい場合は、小ぶりの花やとても小さい花が集まって1輪となっている種類を選ぶのがおススメ。
花嫁の初々しさをきれいにシックにまとめてくれます。
色を合わせるときは同じ種類の花だけでなく、同系色の濃淡でグラデーションをつけてグリーンを混ぜたり、差し色として白や水色を加えるぐらいがちょうどいいバランスになります。
【バイオレット系の花と花言葉】
ヒヤシンス→初恋のひたむきさ
デルフィニウム→幸福をふりまく
モカラ→魅惑
アガパンサス→恋の訪れ
カーネーション→永遠の幸福
ストック→愛の絆
■ベージュ系
インパクトのある色ではないのに抜群に印象の残るオシャレなベージュ系のお花。
白でもオレンジでもピンクでもない微妙な色合いが花嫁のセンスのよさを感じさせてくれます。
よく使われる花材は、ジュリア、ケイト、トルコキキョウ、カーネーションなど。
どれもが繊細で複雑なディテール束ねただけでもドラマチックな印象になります。
こちらはくすんだオレンジベースで装飾しました。グリーンも抑え目の色+茶色い葉を入れて全体的なバランスを整えました。
ウエディングドレスは正統派なドレスよりもふんわり素材ののドレスやIラインやマーメイドラインなどがおススメ。
【ベージュ系の花と花言葉】
リシアンサス→希望
バラ→愛情
ケイト→色あせぬ恋
ジュリア→努力の人
花ではありませんが去年秋から大流行のものは「パンパス」
ベージュのふわふわっとしたものがパンパスです。
大きさや背の高さも様々ですが、とても存在感がありつつも他のお花を引きたててくれる優れもの!
ベージュ系のお花で装飾をまとめる時には必須アイテムになるかも。
最近ではメインテーブルをソファ席にしてゲストとの距離感を近くする方が増えているので、ソファのまわりの装飾にこだわりをもつ方も。秋から冬にかけてはこんな風にパンパスを使ってオシャレに装飾してみてはいかがでしょうか。(因みに・・・この時のウエディングパーティーでは全てのお花を自由にお持ち帰りOKにしていたのですが、女性を中心に、かわいい!オシャレ!家に飾りたい!と全て持ち帰えられていました)
■ダークレッド系
同じ赤いバラでも少しダークな色合いが混ざるだけでぐっとナチュラルな印象になります。
ダークレッドのバラを中心に、合わせる色は実の黒や濃い紫、枝ものなどを取り入れていくとカジュアルな印象になります。
ダークレッドはきちんとまとめると硬い雰囲気になるのでホテルの披露宴会場や式場のような雰囲気にはあいますが、カジュアルな雰囲気や自然光が入り込むような会場では、お花を大きめにラフにまとめる方がオシャレにしあがりますよ。
【ダークレッド系のお花と花言葉】
ダリア→優雅
スカビオサ→不思議な魅力
バラ→愛情
ビオラ→誠実な愛
■くすんだピンク系
花嫁に圧倒的な人気のピンク。そのままの色を生かしてももちろんかわいい印象がそのまま伝わりますが、大人花嫁にはくすんだスモーキーピンク、グレーがかったピンクがとても人気。
こちらはバラを中心に全体をスモーキーな印象にしてまとめました。
こちらはピンクのグラデーションで作ったブーケ。
濃いピンクがアクセントになっていて、その他のお花は微妙に違うピンク色の花を集めました。
夏前の結婚式だったので、アジサイも含まれています。
他にはユーカリを混ぜてちょっと香りを引き出したり、細かい葉や実をたくさん取り入れたブーケになっています。花嫁がとてもお花が大好きな方だったので、フローリストと細部まで打合せをしました。フローリストからもこんなにお花への愛が強い花嫁に出会えて幸せ!と希望に叶うブーケを一生懸命に作り上げました。
選ぶ色によって雰囲気が左右されるお花。花材から選ぶのではなく、まずは好みのイメージと色合い、そして衣裳の雰囲気に合わせて選んでいきましょう。特にブーケはウエディングドレスとの相性がとても大事なのでドレスが決まってからブーケを決めましょう。どうしても持ちたいブーケがあった場合は、ブーケに合うウエディングドレスを選ぶ、というのもいいかもしれません。
あなたのテーマカラーは何色になるのでしょうか。たくさんの色からピッタリのものを選んでくださいね。
監修者
『会費ウェディングスタイル』では、高品質で低単価をテーマに、料理・衣装・会場などにこだわった会費制ウェディングスタイルを提供しております。
楽しいはずの結婚式が金額が高すぎて悩む。金額が高すぎて出来ない・・・・。こんな思いをするお客様を一人でも無くしたいと考えております。
すべては「お客様にとってちょうどいい」とご満足頂くために。