全く同じ結婚式はありません
世の中毎週のように色々なところで結婚式が行われています。しかし同じように見えても全てがオリジナルです。毎回、毎回ドラマがあります。見た目を同じように見せているのは式場側の意図的な考えて方になります。そうしないと沢山の数がこなせないからになります。そこには高い広告費の問題など様々な話が絡み合います。それはまた次回のブログで書いておきます。
何故同じ結婚式はないのか?それは想いが違うからに決まっています。世の中にはオリジナルウエディングと言うカテゴリがあります。確かに見た目は派手だしオリジナリティ溢れる装飾です。しかし中身は同じ結婚式です。それほど変わる内容ではありません。
結婚式はサプライズの塊です。
私がある披露宴のアシスタントで入った時のお話です。特に変わった演出はありませんでした。ただ結婚式の思い出をしっかり残したいと考えたご新郎さんが記録のVTR撮影にはこだわりました。複数台のカメラを使って撮影するドキュメンタリー撮影と言う手法を選択しました。納品されるVTRはまるでドキュメント番組を見ているようなナレーション入りのVTRに仕上がります。
何度見ても飽きない映像に仕上げたい!これは私達が掲げるテーマです。
さて、お話を戻します。
そんな撮影が入っているのでご新郎さんにはビデオカメラが一台張り付いていました。そしてカメラマンが色々と撮影しながら会話をしています。色々と引き出す為の演出的な撮影手法です。そうしているうちにご新郎さんが段々と打ち解けてきて自ら話を始めてくれました。
あの、内緒なんですけど…
今日は新婦にプレゼントを買ってきたんです。
それで、これを謝辞の後に渡そうと思っているんです。
と、カメラの前にキラキラ光るネックレスを見せました。
おー良いですね!きっと感動しますよ
カメラマンが言うとご新郎さんのニコニコしながら大切そうにネックレスをタキシードのポケットにしまいました。
アシスタントの私はこの数分のやり取りを当然見逃しませんでした。確かにサプライズかも知れませんが内部の進行表にも何も記載はありません。と言う事は新郎さんの独断先行型の本格的なサプライズの可能性があります。
すぐに私はメインのプランナーに伝えます。
もちろん、ご新婦さんには絶対にバレないように怪しまれないようにサラリと伝えました。
一瞬、顔がピクッとするメインのプランナー。
当然、何にも聞いていない様子でした。しかし今はご新婦さんから離れる訳にはいかないタイミング。とりあえずひと段落ついたらタイミングを見計らいます
結局、挙式後の一瞬のすき間でご新郎さんに確認。ニコニコしながらご新郎さんが言いました
大丈夫です。うまくやりますよ。
いやいや、そうじゃないです!
ただただ教えて欲しいだけでした!笑
とはいえサプライズは大成功。
結局みんなハッピーで終わりました。
サプライズは大賛成!
しかし、スタッフだけには教えて下さい!
スタッフもビックリは要りません!笑
監修者
『会費ウェディングスタイル』では、高品質で低単価をテーマに、料理・衣装・会場などにこだわった会費制ウェディングスタイルを提供しております。
楽しいはずの結婚式が金額が高すぎて悩む。金額が高すぎて出来ない・・・・。こんな思いをするお客様を一人でも無くしたいと考えております。
すべては「お客様にとってちょうどいい」とご満足頂くために。