会費制結婚式 マナー|参加ゲストの服装は?
会費制結婚式とは?
会費制結婚式とは、招待客が自身で参加費用を負担する形式の結婚式のことを指します。従来の披露宴では、新郎新婦側が費用を負担して、招待客をもてなす形式でしたが、会費制結婚式では、招待客が参加費用を負担することで、新郎新婦側の負担を軽減することができます。
会費制結婚式は、最近では一般的な形式となっており、新郎新婦側は、招待客一人あたりの参加費用を設定し、招待状に記載しています。参加費用は、会場の規模や立地、料理や飲み物の種類、花嫁衣装など、様々な要素によって異なります。
会費制結婚式では、招待客が参加費用を負担するため、新郎新婦側は、招待客数を制限することができます。また、参加費用には、招待客が希望するドリンクや料理の種類を事前に選択できる場合もあり、参加者が自分に合った料理を楽しむことができるというメリットがあります。
会費制結婚式に参加する際の服装
会費制結婚式に招待された場合、招待状にドレスコードが記載されている場合がありますので、それに従うのが望ましいです。一般的には、正装と呼ばれるフォーマルな服装が求められます。
男性の場合、黒や紺などのダークスーツにネクタイを合わせたフォーマルなスタイルが基本です。白シャツに黒の革靴を履くこともポイントです。また、結婚式の雰囲気に合わせて、ベストやカフスボタン、ハンカチなどを合わせると、よりフォーマルな印象を与えることができます。
女性の場合、ロングドレスやカクテルドレス、パーティードレスなど、フォーマルなドレスが一般的です。ドレスの色は、白やクリームなどの明るい色や、黒などの暗めの色は避けるようにしましょう。また、ドレスに合わせた小物やヒールの高い靴を合わせると、よりエレガントな印象を与えることができます。
いずれの場合も、結婚式の雰囲気や、会場の特性によって、服装に違いが出る場合がありますので、招待状や新郎新婦に確認することも大切です。
招待状ドレスコードの「カジュアル」表記
ドレスコードに「カジュアル」と書かれている場合、一般的にはフォーマルなドレスコードよりもカジュアルな服装が求められますが、それでも平服やラフな格好で参加するわけではありません。
「カジュアル」という表記がある場合、その結婚式の規模や場所、時間帯などによっても解釈が異なるため、招待状や新郎新婦に確認することをおすすめします。通常、カジュアルな結婚式に参加する際には、落ち着いた雰囲気の服装が求められます。例えば、男性であれば、ジャケットやネクタイを外して、シャツにパンツ、革靴などを合わせるなど、カジュアルながらも清潔感のある服装が好ましいです。
女性であれば、ドレスコードがカジュアルの場合でも、ドレスやスカートを着用することが望ましいです。カジュアルな印象のドレスやスカートを選び、シンプルなアクセサリーを合わせるなど、華やかさを損なわない程度にコーディネートすると良いでしょう。
結婚式は、新郎新婦を祝う特別な日ですので、服装には一定の配慮が必要です。招待状に書かれたドレスコードや、新郎新婦からの指示に従い、適切な服装で参加することが大切です。もし迷ってしまった際は男性はスーツ・女性はパーティードレスが無難です。
会費の支払いマナー
会費制結婚式の場合、新郎新婦が事前に決めた参加費を、招待状に記載された口座や、当日会場での受付で渡す方法があります。どちらの方法で支払うかは、招待状や新郎新婦からの指示に従ってください。口座振込をする場合、招待状に記載された銀行口座に振り込むか、もしくはQRコード決済などの電子決済を利用する場合があります。振込手数料については、招待状に明記されていることが多いですので、確認しておきましょう。
当日会場での受付で支払う場合、事前に準備した封筒に参加費を入れ、受付に渡す方法が一般的です。受付での支払いは、現金やカード決済などが利用可能な場合がありますが、確認しておくことが大切です。
会費制結婚式でのご祝儀について
結婚式に招待された際にはご祝儀を持参する事が一般的とされていますが、会費制結婚式の場合にはご祝儀を持参する必要はありません。通常は招待状にご祝儀不要との記載がありますが、記載のない場合でも会費制結婚式ではご祝儀を持参する必要はありません。
会費制結婚式の会費相場は、地域や式場の規模、飲食内容、時間帯などによって異なりますが、一般的には1人あたり1万円~3万円程度が相場とされています。
会費制結婚式の料理について
会費制結婚式の料理のスタイルは、会場や新郎新婦の希望によって異なりますが、一般的にはブッフェスタイルやコース料理が選ばれることが多いです。
ブッフェスタイルでは、料理がテーブルに並べられ、ゲスト自身が好きな料理を選んで取ることができます。コース料理では、あらかじめ決められたコースを順に出していくスタイルで、会場や料理人の技術によって、美味しい料理を楽しむことができます。
また、最近ではフードトラックやイートイン車などの移動式の料理店を呼んで、屋外でのウェディングパーティーを行うカップルも増えています。料理のスタイルについては、新郎新婦がイメージするウェディングスタイルや雰囲気に合わせて選ばれています。
ビュッフェスタイルのマナー
ブュッフェ形式のマナーには、以下のようなポイントがあります。
並び順に従う
ブュッフェ形式では、料理が一箇所に集まっているため、ゲスト同士がぶつからないように、並び順に従って移動することが大切です。また、料理の並び順にはルールがある場合がありますので、目的の料理がある場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
皿は1回に1品ずつ
ブュッフェ形式では、自分が食べたい料理を好きなだけ選べるため、ついつい多く取ってしまいがちですが、1回に1品ずつ取ることがマナーとされています。また、食べきれない量を取りすぎないように注意しましょう。
皿やカトラリーは交換しない
ブュッフェ形式では、料理が自分の目の前に並んでいるため、皿やカトラリーを交換することがマナーとされています。自分が使っている皿やカトラリーを清潔に保ち、新しい料理を取る際には新しい皿やカトラリーを使うようにしましょう。
席に戻ってから食事する
ブュッフェ形式では、自分が好きな料理を好きなだけ取ることができますが、席に戻ってから食事するようにしましょう。また、テーブルの上には複数の皿が並ぶことがあるため、自分の料理以外の皿やグラスを移動しないように注意しましょう。
以上のようなポイントを押さえて、マナーを守りながらブュッフェ形式での食事を楽しんでください。
ガーデンウェディング参加の服装
ガーデンウェディングに招待された際の服装には、以下のようなポイントがあります。
女性ゲストの服装
軽やかで涼しげな印象のドレスがおすすめです。明るめの色や花柄のものがよく似合います。
靴はヒールがあるものよりも、フラットなものやサンダルが快適です。また、芝生の上を歩くことも考慮して、ヒールの高さには注意が必要です。
髪型はアップスタイルやハーフアップなど、スタイリッシュで上品なものが良いでしょう。
男性ゲストの服装
ネイビー、グレー、ベージュなど、明るめの色合いのスーツがおすすめです。蝶ネクタイよりもネクタイを選ぶ方がよいでしょう。
靴はドレスシューズが一般的ですが、革底のものやローファーなど、カジュアルなスタイルのものでも問題ありません。
ヘアスタイルは清潔感のあるものを心掛けましょう。
ガーデンウェディングは、爽やかで自然な雰囲気が特徴的です。服装もカジュアル過ぎず、かといってフォーマル過ぎない、ナチュラルで華やかな印象のものが合うとされています。また、気温が高い場合には、日傘や扇子などの小物も持参すると快適です。
会費制結婚式|マナーまとめ
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招待状に記載された締め切りまでに返信することが大切です。返信は迅速に行いましょう。
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会費は直接新郎新婦に渡すのではなく、専用の袋や箱に入れて指定された場所に置くようにします。
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挙式や新郎新婦の入場、退場などのタイミングで、しっかりと立ち上がり、マナーを守って行動します。
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飲み物は自分で注ぐのではなく、スタッフに頼むようにしましょう。また、乾杯やスピーチの際には、全員がグラスを持ち上げるのがマナーです。
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食事は、適度に口に入る程度の量を取り、大きな音をたてずに食べるように心がけます。
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服装は招待状や場所によって異なりますが、ドレスコードに合わせてきちんとした格好をするようにします。
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席札がある場合には、自分の席にちゃんと着席し、席札通りに座るようにしましょう。
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結婚式の後は、新郎新婦にお祝いの言葉を伝え、感謝の気持ちを示すと良いでしょう。
以上が、会費制結婚式における一般的なマナーとなります。注意点は、一般的な結婚式と同様のものが多く、人数や会費などが異なるだけです。
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監修者
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