結婚式に呼ぶゲストへのマナー
結婚式や会費制のウエディングパーティーのスタイルが決まったら、招待客のリストアップを始めます。
まずは、親族、恩師や先輩、職場関係、友人・知人などから招待したい人を一通り書き出しましょう。エクセルなどで、新郎側、新婦側とあらかじめ分けておくと、招待状を作成する時に役立ちます。
その中から、主賓として招待する人、必ず招待したい人、できれば招待した人、二次会に招待する人、などとカテゴリーに分けます。さらに大学時代の友人、仕事関係、小中の友人・・・などグループ分けをしておくと、席次を決めるときなどにも役立ちます。
また全体の招待客の中で、どの関係の人たちをメインにするか決めてしまうのもひとつの方法です。
そしてある程度人数がまとまったら、結婚式に出席してもらいたい人には招待状を出す前にメールや電話などで打診をしておくようにしましょう。結婚式の招待状を出す時期は、結婚式の3ヶ月ぐらい前が一般的です。そのため結婚式の多いシーズンだと、他の人からも招待をされている可能性もあるので、早目に伝えておくようにしましょう。返事をしっかりともらった人に改めて招待状を送れば、欠席になることはあまりなく、人数の増減も当初の予定とほぼ変わりないでしょう。
確認せずに招待状だけを送ってしまい、後から人数が減ってしまい会場のキャパに合わない、イメージしていたパーティーにならない、などということがないように、最初の準備をしっかりとしていきましょう。
※注意点
親族の参加に関しては親でないとわからない点が多いので、必ず両家の親に確認をしましょう。親との関係性や席の配置などにも気を遣う部分ですので、特に親族をメインにして招待する場合は、よくよく相談をして進めましょう。
以前の結婚式では、両家の招待する人数を揃えて、新郎側の方がやや多く、など人数を調整するのが一般的でしたが、現在は両家半々にならなくてもさほど気にする必要はありません。
【職場の上司は呼ぶべき?】
職場の人を呼ぶべきか・・・と悩む人が多くなってきました。
以前は定年まで同じ会社で働くことが当たり前だったので、上司を主賓として招待するのが常識とされていました。しかし現在は転職が珍しくなく、派遣社員やフリーランスなど働き方が多様化しているので、仕事とプライベートは分けたい、という考えの人も増えています。
そのため、結婚式は親族やプライベートの友人だけで行うという選択をする方も多くなっています。ただし、上司を招かない場合、事前に結婚の報告と同じく、結婚式は身内のみで行う旨を報告しておきましょう。
【招待客のリストアップ方法 まとめ】
*招待客をカテゴリー&グループに分ける
①主賓として招待する人(会社の上司や学生時代の恩師など)
会社の上司や学生時代の恩師など、一般的には会社や学校関係でもっとも地位が上の人をさします。
主賓が必ずいないといけないわけではありませんので、特に主賓をたてない、ということもあります。親族と友人だけのパーティーなどでは、主賓をたてずに乾杯の発声の時にスピーチをもらいつつ、乾杯をしたり、親族だけのパーティーの場合も、主賓はたてず乾杯発声のみ、親族や両家の父親にお願いする、など様々な形態がとられています。
②必ず招待したい人(親族・親友・以前に結婚式に招待してくれた人など)
親族や親友、以前自分が結婚式に招待された人などを中心に構成します。大学時代の同級生同士や社内結婚の場合は、学生時代や会社関係の人を中心に考えることもあります。
③できれば招待したい人(それぞれの学生時代の同級生、部活やサークル仲間など)
学生時代の友人は、仲がよいグループ単位で招待したい場合が多いため、人数が増える傾向にあります。披露宴に呼びきれない場合は、サークルなど大人数のグループは二次会からの参加を呼びかけることもあります。
④二次会に招待する人(学生時代のサークル仲間、会社の同僚、仕事関係の知人など)
学生時代のサークル仲間や会社の同僚、仕事関係者など、人数が多くなってしまい、誰を呼んで誰をはずして・・・などの調整が難しい場合はまとめて二次会に呼ぶのも手です。
二次会は披露宴に比べると、参加するゲストも費用負担が少なく気軽に参加ができるので、あえて親族だけで結婚式をして、友人全てを二次会や1.5次会に招いて1日で2回パーティーをする2部制をとる人も増えてきています。
どのスタイルが自分たちに適しているかなど、ふたりでしっかりと話し合いをしましょう。
監修者
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