『どっちが主役?』
挙式・披露宴に限らず、 1.5次会 や2次会パーティーの主役は新郎新婦さまです。
ところがたまに予期せぬ、嬉しい誤算があるのも披露宴の楽しさのひとつです。
先日私が担当した 1.5次会 パーティーはまさにそんな披露宴でした。
その新郎新婦さまは海外で挙式をした後に、娘さんが生まれたため日本での披露宴を
まだ行っていませんでした。
その後、子供も1歳になったところで結婚と子供の披露も兼ね、弊社の 1.5次会
会費制ウエディングプランを選択していただきました。
新郎新婦さまと共にパーティーの内容を決めていく打ち合わせは私たちウエディングプランナーにとってはとても楽しい時間でありますが今回は娘さんの披露も兼ねているということもあり、いつもとは違う演出アイデアを提案できることで、その楽しさはさらに倍化したような気分でした。
迎えた 1.5次会 パーティー当日。
ウエルカムボードや受付グッズなど随所に新郎新婦と娘さんの写真をレイアウトし
華やかで可愛らしい装飾でお客様をお出迎えしました。
中でも好評だったのがドレスでした。
新婦と娘さんがお揃いのドレスと髪飾りで登場したのです。
これにはゲストの皆さん「可愛い~」「人形みたい」と喝采。
新婦と娘さんの写メはもちろん、中には娘さんを抱っこして自撮りするゲストもいる
程でした。
ところが娘さんの快進撃はこれに留まりませんでした。
主賓のあいさつでは、会場が静かに主賓の言葉に耳を傾けていると娘さんが
大きな声で「ジュース飲むの」と独り言。その絶妙のタイミングに会場は大爆笑。
ファーストバイトでは新郎に食べさせるケーキを横取りし、こちらも会場の笑いを独り占め。
会食歓談では親族席にジッとしているわけもなく、あちこちのテーブルを回っては
その愛らしい言動で笑顔の花を咲かせていました。
私たちウエディングプランナーが演出できない娘さんの行動のおかげで、
これまでとは違う和やかで笑顔のあふれるパーティーになったことは間違いありません。
1.5次会 会費制ウエディングパーティーを終えた後日
新婦さまからお電話をいただきました。
「披露宴をやって良かったです。子連れパーティーでスタッフの皆さんにも何かと
ご迷惑をおかけしたと思いますが親身に色々なことを考えていただき嬉しかったです。
本当にありがとうございました」と感謝の言葉をいただきました。
そして最後に新婦は笑いながらこう付け加えました。
「でも、あの日の主役は私たちじゃなかったですね」
監修者
『会費ウェディングスタイル』では、高品質で低単価をテーマに、料理・衣装・会場などにこだわった会費制ウェディングスタイルを提供しております。
楽しいはずの結婚式が金額が高すぎて悩む。金額が高すぎて出来ない・・・・。こんな思いをするお客様を一人でも無くしたいと考えております。
すべては「お客様にとってちょうどいい」とご満足頂くために。