結納 のカタチを知っておこう
結納には大きく2つの方法がある
結納には大きく2つの方法があります。
「関東式の結納」と「関西式の結納」の2つになります。
結納とは「結んで納める」と言う字の通り、新たに家族になる両家が「結」びついた事を祝い、食事を一緒にしながら祝い贈り物を「納」め合う事とされています。
結納を済ませたら「結婚式します」と言う約束を公に交わした事になります。
この風習の起源は平安時代とも言われており当時の貴族が行っていた婚約の儀式とも言われております。それがカタチを変えながら伝わったとされております。
冒頭でもお伝えしたように、結納には大きく分けると2つの方式があり「関東式」と「関西式」の作法があります。
「関東式」は男女の扱いが同格扱いとされており「お互いに結納品を取り交わします。
「関西式」では結納品は男性側から女性に贈り女性側からの結納品は無いのが一般的です。
ザックリと分けて2つの作法としておりますが、結納は地域によって細かな考え方や作法に違いがあります。出身地域の作法に従いながら結納の準備を進めましょう。
結納時期も知っておこう
結納は挙式の3カ月~6カ月前に行う事が一般的です。
大安・友引・先勝など「六曜(六輝)」にちなんだり、末広がりの8が付く日を縁起が良いとして選ぶ方もいるようです。
仲人を立てる場合には都合をしっかりと把握し、全員のスケジュールも合わせて日程調整をしましょう。
お日柄については「本人たちは全く気にしない」と言うケースが多いのですが、ご両親が気にする場合もありますのでしっかりと確認をしながらお日柄を選びましょう。
六輝について知らない方も居るかもしれませんので、簡単にご説明をしておきます。
諸説様々言われておりますが「六輝」とは「占い」の類だとお考え下さい。六輝は「賭け事」などに使われた縁起担ぎで使われておりました。皆さんが嫌う「仏滅」ですが。昔は「物滅」と書きました。これは賭け事で大負けしてしまい「物が無くなる」事を示しており「ツキが無い日」とされていました。「友引」は、「共に引く」を表し「勝負の決着がつかない」「引き分け」の日と言われていました。先勝・先負など勝ち負けが感じに使われているのも賭け事が基になっているからとも言われております。
と、このような縁起担ぎの占いが今まで日本に根付いてきたとされています。
「大安」最もいい吉日
「友引」お昼間がダメ
「先勝」午前中が良し
「先負」午前中ダメ
「赤口」11時~13時だけ良し
「仏滅」1日ダメ
と、参考までに記載しておきます。
結納品は9品目が基本
結納品は様々な種類がありそれぞれに意味があります。長熨斗、末広など地域によって呼び名も異なり、地域独特の品もありますが、結納品は基本は9品目とされています。
簡略化する事も出来ますが、結納品を簡略化する場合には5品目・7品目といずれも奇数で整えるのがしきたりです。
簡略化する場合には両家でしっかりと話あって決めていきましょう。
結納品はデパートや結婚式場など結納プランがある場合には、プランに結納品が含まれていると思います。また、インターネットでも手に入りますのでご活用下さい。
頂いた結納品はしばらく床の間などに飾る事が一般的です。
挙式後は保管するか、処分する場合には神社でお焚き上げてもらうとよいでしょう。
結納返しは地域により異なります
結納返しは地域によって異なります。
結納金はかつては着物地や帯を贈った事とから「御帯料」「御帯地料」「小袖料」などとも呼ばれております。
金額については、50万円・70万円・100万円と奇数にする事が多いようです。
結納金に対する女性からの結納返しは、関東は「御袴料」として結納金の半額とされています。関西では1割を返す事が一般的とされております。
結納金の金額は「家の格式」「裕福さ」などを計る意味合いもあったようですが、現在では状況も変わり品物などで代用する事もあるようです。
今後の出費もありますので、無理の無いように両家でお話しあいで決めていきましょう。
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