1.5次会マナー 講座｜受付をしてくれた友人へのお礼は？

1.5次会マナー｜1.5次会の受付はどうする？

一般的な結婚式の場合、結婚式の受付を友人にお願いするように結婚式場より言われると思います。結婚式の受付では「ご祝儀を受け取り」「芳名帳へ名前や住所を書いてもらう」このような事を行います。通常は新郎側から2名・新婦側からも2名・合計4名で結婚式の受付を行います

では、会費制で1.5次会を実施した場合には一般的な結婚式と比べて何が違うのでしょうか？1.5次会受付では「出席確認をする」「会費の金額をもらう」「お釣りを渡す」という流れになります。一般的な結婚式に比べて少し事務的な要素はありますが受付は必要です。

1.5次会の受付にも「新郎側で2名」「新婦側で2名」合計4名が必要になります。

• 1.5次会でも受付は必要
• 新郎側２名・新婦側２名／合計４名

1.5次会マナー｜受付担当の友人へのお礼金額

一般的な結婚式で受付を担当してもらった友人には「お心付け」として「お祝い」「お礼」と封筒に書いてある３０００円～５０００円を入れて渡します。

1.5次会でもあまり金額は変わりませんので1.5次会で受付をやってくれた友人には1人3000円～5000円をお祝いと書いた封筒に入れて「感謝の言葉を添えて」渡しましょう

1.5次会の友人へのお礼は3000円～5000円が相場

1.5次会についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事：【徹底解説】1.5次会とは？費用や会場選び・準備の進め方も紹介

1.5次会マナー｜友人へのお礼の渡し方

1.5次会でも一般的な結婚式と同様に受付を行ってもらった友人にはお礼を渡す事は説明しました。次に、受付をしてもらった友人へ「誰が」「どのタイミングで」「お礼を渡すのか？」について解説していきます。

一般的な結婚式では多くの場合お礼（お心付け）は新郎側の両親が結婚式関係スタッフに渡す流れがよくあるパターンとなります。しかし、1.5次会の場合にはご両親が参加しないケースもあり、新郎側の両親が受付をやってくれた友人へお礼を渡すという事が出来ない事もあります。

1.5次会では新郎本人から渡す

1.5次会などカジュアルなパーティースタイルの結婚式でお礼を友人に渡す場合には、新郎本人から直接渡します。新郎が渡せない場合には「兄妹」または「事前に渡す」など特に決まりはありませんが、新郎・新婦に近い人から受付を担当してもらった友人にお礼を渡す事gはマナーとなります。

新郎は準備が早く出来る

ホテルや結婚式場などで行う結婚式では、新郎・新婦の来館時間が予めずれており新郎・新婦仕上がり時間が揃うように時間調整されている場合がほとんどです。しかし、会費制1.5次会の場合には新郎・新婦が一緒にレストランへ来店し新郎さんの時間が余ってしまう事がよくあります。

その為、受付を担当してくれる友人が来店する時間にも「直接友人に会いお礼を渡す事ができる」という事になりますこのようにカジュアルな1.5次会パーティーであれば直接受付を手伝ってくれたご友人にお礼の気持ちを伝えると感じ良いですね。

1.5次会の場合「お礼」は新郎が直接渡す

受付担当の友人は仲の良い人を選ぶ

会費制で行う1.5次会を開催する際の受付には「親友」「家族」など「信頼できる人」を選ぶようにしましょう。友人・知人とは言え受付では「お金」を扱って頂く事になります。収支が合わないなど「お金のトラブル」が発生しないとは言い切れません。

そんな場合でも「〇〇に任せたのだから仕方ない。これは自分の責任だ」と任せた人物を許せると思える人物を受付に選んで下さい。

過去にあったご祝儀泥棒事件

結婚式に長く携わっていると様々な出来事を経験する事になります。その中でも悪質だった事件が「ご祝儀泥棒事件」です。この事件は結婚式の受付の流れをしっかり把握しての犯行とされています。特に人数の多い結婚式が多く狙われてしまいました。

①　犯人が列席ゲストとして待合室に潜入している

犯人がゲストに交じって受付後の待合室に潜入しています。人数が多い為、全員が知り合いではない為、他人が混じっていても誰も気づきません

②　犯人が受付に話かけてくる

「すみません・・・ご祝儀袋に名前書き忘れてしまったかもしれないので確認させて下さい」と既に受付を済ませたゲストを偽り受付の友人に話かけてきます。

③　ご祝儀袋を選び逃走

「住所を書き忘れた」と言われた友人は疑う余地もなく「どれですか？」と言って山積みになったご祝儀袋を犯人の前に置いてしまいます。犯人は最も多くご祝儀が入っていそうなご祝儀袋を選び自然な感じで逃走します。

数年前に全国の結婚式場で被害が頻発したご祝儀泥棒事件です。実際にこのような事も起こる事があります。このような事が仮にあったとしても友人には責任はもちろんありません。何が起きても許せると思える友人に受付は依頼しましょう

受付の依頼方法・集合時間

受付を依頼する友人には事前にLINEや電話などで「受付を依頼したい旨」を伝えておきましょう。もちろん１人でも不安もあるので「〇〇と一緒にお願い」と言うように１人ではない事をしっかりと伝えて依頼しましょう。

その際、友人からは「何すれば良いの？」と聞かれるとおもいますので、事前にウェディングプランナーより受付の仕事内容を聞いておくとよいでしょう。

事前の依頼をした後は、改めて招待状などに受付依頼のメモを入れ郵送する事が1.5次会の正しいマナーとなります。

受付の方は1.5次会スタートの1時間前に会場に集合してもらいます。受付業務の簡単な説明も会費ウエディングスタイルのスタッフからレクチャーがあります。お友達に安心してお願いできるような環境をご提供させて頂いておりますのでご安心下さい。

受付を依頼する友人には事前連絡しましょう

さて、お二人が最も気をまわして頂く箇所がございます。それが1.5次会パーティーの受付業務にご協力頂いたご友人に対するケアになります。

受付をしてくれた友人へのお礼｜まとめ

「お礼も渡したし良いでしょう」「後日に慰労会でもすれば大丈夫だよ」このような軽い気持ちが後で面倒なトラブルを起こすことがありますので要注意です。

1.5次会の受付などをお願いするご友人であればある程度気心の知れた仲間だと思います。その為、1.5次会の受付を依頼しても快く引き受けてもらえるとは思います。

しかし、「当たり前だ」とか思ってしまってはいけません。親しき仲にも礼儀ありと昔から言われています。1.5次会の受付をお願いした際には必ず感謝の気持ちを込めて言葉でお礼をするようにしましょう。

結婚式の仕事を長くしていると「当たり前のように依頼され特に何も言われない」という経験も沢山ありました。「なれているから大丈夫だと思った」という事のようですが・・・・

プロの我々でもマナーの守れない友人には呆れてしまいます・・・

親しき中にも礼儀あり！感謝の気持ちを込めて態度で示しましょう

何か1.5次会でわからない事や困った事があれば1.5次会専門の会費ウエディングスタイルのスタッフに直接お訊ね下さい。

出張無料相談からお気軽にご連絡を頂ければスタッフが最寄りの駅までご説明に伺います。まずはメールにて1.5次会無料相談へご連絡下さい。

監修者

『会費ウェディングスタイル』では、高品質で低単価をテーマに、料理・衣装・会場などにこだわった会費制ウェディングスタイルを提供しております。
楽しいはずの結婚式が金額が高すぎて悩む。金額が高すぎて出来ない・・・・。こんな思いをするお客様を一人でも無くしたいと考えております。
すべては「お客様にとってちょうどいい」とご満足頂くために。