結婚の挨拶の訪問時のマナーとは
結婚の挨拶の訪問時にマナーがあります。
時間は5分前かぴったりぐらいの時間に伺うようにしましょう。
あまりに早すぎると準備が出来ていない可能性があります。
(ただし、遅刻は厳禁です!!最初のお約束なので遅刻をしないように当日のスケジュールをしっかりとたてましょう)
※訪問する時間は14時や15時頃のお茶の時間がおススメです。
先方にも生活リズムがあるので、午前中や夜など自分たちの都合を伝えるのではなく先方の意思を確認するようにしましょう。
①玄関で挨拶
コートなどを着ていた場合は、玄関に入る前に脱いでおきます。
玄関では「はじめまして。〇〇と申します」などと簡単に挨拶をします。
自宅にあがるよう促されたらあがるようにしましょう。
「お邪魔致します」と玄関をあがり、靴は正面を向いて脱ぎ、家にあがってから揃えます。
この時真ん中に靴は置かずに左右どちらかによけておきましょう。
②部屋に案内される
部屋に案内をされたら、どこに座ったらいいのか迷うと思います。
こちらへどうぞ、と促されたのならそちらへ座ります。特に言われなければ下座に座ります。
この時、椅子やソファがある部屋であればそのまま座りますが、畳の部屋に通されたときは正座が基本になります。苦手な人もまずは頑張りましょう。
しばらくすると、足を崩していいですよ、と声をかけられる時があるので、その際は崩してもよいですが、体育座りや胡坐はNGです!!
あらかじめどのような部屋かをお互いに確認しておくといいでしょう。女性はワンピースなどスカート姿が多いので丈の長さや座った時に足がどのようにみえるか、なども確認しておくとよいでしょう。
そして「本日はお休みのところお時間を頂きありがとうございます」などと挨拶をして手土産を渡します。
②自己紹介の後、本題へ
出されたお茶やお菓子は先方から促されたら頂きます。
最初は渡した手土産の話や天気の話、季節の話などをしてから、簡単な自己紹介をして頃合いをみて本題に入ります。
姿勢を正して相手の親の顔をしっかりと見ながら、はきはきゆっくりと結婚の意思を伝えていきましょう。
会話の際に、相手の親を何と呼んだらいいかは意外に難しいもの。
いきなり、「お父さん、お母さん」と呼ぶのは、まだ挨拶もしていないのに・・・と反感を買う恐れがありますので避けましょう。
かといって、「あのー」「えーと」でごまかしたり、名字で呼ぶのも違和感があります。
結婚をするまでは「〇〇さんのお父さん、お母さん」と言うように相手の名前を入れて呼ぶようにするのが無難です。
またお互いの呼び方にも注意が必要です。ふだんはニックネームや呼び捨てで呼んでいたとしても親の前では「〇〇さん」と礼儀をわきまえた呼び方をしましょう。
④話が一段落したら・・・
1時間30分~2時間を目安に「本日はありがとうございました。そろそろ失礼致します」と退席を申し出ます。この時夕飯を用意してくれていて、お招きを受ける場合もあります。一度はお断りしたとしてもあまり固辞するのも失礼になってしまうので、有難くいただきましょう。(先方はお招きする気持ちで用意をしていることが多々あります)
帰宅後はお礼の電話かお礼状を出すようにします。
電話はその日のうちに、礼状はその日か次の日には書いて投函をするようにします。
メールやラインを使う人もいますが、初対面ではなかなか聞き出せないものです。
(先方の親と以前からの顔みしりで、メールやラインを知っていれば送ることも現在はいいかもしれません)
礼儀としては電話か礼状がよいでしょう。
今までは結婚をするふたりへのマナーでしたが、親としてもどのような心構えでいたらよいか気になるところです。
ふたりを迎えるにあたって良いところをみせようとがんばりすぎず自然体でもてなすのが一番です。相手を品定めしたら外見や条件で決めつけて話をするようなことは避けたいところです。ふたりを応援する姿勢で温かく見守っていけたらいいですね。
※もし交際相手に不安を感じたら・・・
年齢差が大きい場合は、出産や育児、老後の経済問題や介護など現実的におこりうることにどのように対応していくのか本人たちの自覚や計画を聞いてみましょう。
定職についていない、不安定な雇用形態の場合は就職の予定や結婚後の生活設計についてしっかりと確認しましょう。聞きにくいことですが、大切なことです。
相手が再婚の場合は、離婚となった原因や前妻との子供の有無なども確認し、子供がいた場合は養育費や親権についても説明を求めるようにしましょう。
結婚に賛成できない時は、何か不満で何か心配なのかを冷静に分析をしてみてください。
そのうえで解決方法や納得できる選択肢を子供としっかりと話し合うことが必要です。
人生の一大イベントですから、まわりからもきちんと祝福されるように話し合いや今後どうしていく予定かなど未来図をしっかりと書いておくとよいでしょう。
監修者
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