結婚式 1.5次会 引出物を贈る数と地域の品物
結婚式、1.5次会 の準備で、意外に時間がかかる引出物選び。
ふたりだけで決めず両親に相談をするために時間がかかる、どんなものがいいかわからず時間がかかる、ゲストにより引出物の贈りわけをするから時間がかかる・・・などといわれています。
以前の結婚式、1.5次会 では、年齢や性別を問わず使える食器やキッチン用品、インテリア雑貨、招待客が自分で選べるカタログギフトが定番でした。重たくて大きいものという考えも根強くあるので、大皿やお鍋などや贈る個数も3個~5個が平均でした。
引出物1個、引菓子1個、縁起物1個の3種類や披露宴で出したお赤飯や鯛の塩焼きを持って帰ってもらい5種類にすることもあったようです。
イメージとしては、
・披露宴のお食事はお昼ご飯
・お赤飯や鯛の塩焼きは箱詰めになっていて見せるだけで、家に帰って夕飯として食べてください、
という意味合いです。
最近では新郎新婦との関係や招待客の年齢層によって何パターンか用意し、贈りわけをする傾向が高くなりました。
年配の方には和食器、若い友人には洋食器、男性にはシューケアグッズ、女性には化粧筆やメイク用品、軽さ重視のタオル、など年齢や性別など様々に分けることができます。
招待客にもよりますが、2~3パターンぐらいにまとめるといいでしょう。贈りわけは会場側でセッティングの準備をしてくれるので、間違い防止のため、包装紙の色分けをしたり、シールで色分けをしたりなど、わかるように印をつけておきましょう。引出物を入れる袋ですが、中身が違っても同じ大きさの袋を用意するのがおススメです。袋の大小があると、あの中には何が入っているんだろう・・・と余計なことを思わせてしまうので、こういった配慮も大切です。
引出物にかける平均予算は、5,000円~6,000円前後といわれています。
上司や親族 8,000円、友人 3,000円~4,000円
引出物を自分で用意して持ち込むこともできるので、ネットを使用しての注文であれば余裕をもって発注するようにします。
引出物は地方により様々なしきたりがありますので、両家で相談をしましょう。
【地域別の引出物 例】
*新潟県
引出物は5品が基本といわれています。
引出物・引菓子・かご盛・お赤飯・松の葉ととても豪華ですね。
かご盛は元々、果物をいれていたそうですが、日持ちを考えて最近ではかつお節やハム、地元の名産品など長持ちするものを入れる家も増えているようです。
*富山県
鯛の形をしたかまぼこや装飾が豪華なかまぼこなど昔からかまぼこが引出物として贈れています。とても大きな品なのでご近所へおすそ分けをしていたのが風習です。
最近の流行は引出物を自宅に配送してもらうサービスです。
あらかじめ贈りたい引出物を決めておき、結婚式の翌日に届くように配送手続きをとることができます。披露宴参加者は身軽で帰れるので便利、と若い人を中心に人気が出ています。その場合、引出物の代わりにそれぞれの席に、「引出物は○月○日頃に郵送します」といった内容が書かれているカードを置いておき、さらに披露宴の司会者からも引出物は後日届きます、というアナウンスを入れてゲストにお知らせしています。
他には、カタログギフトのように、引出物、引菓子、縁起物の3点がセットになって選べるようなサービスもあります。QRコードを読み込むだけで携帯でカタログが見れるので、結婚式の帰りでも選べるものです。
ご年配の方には引出物は当日持ってかえるもの!という強い概念がある方が多いので、宅配サービスを利用する時は相談をしてどのようなものかしっかりと説明ができると安心ですね。
全国各地のしきたり品の詳細はコチラ
北海道東北地方 ・ 関東地方 ・ 中部地方 ・ 中部地方② ・ 関西地方 ・ 中国四国地方
【引出物を選ぶ際のチェックポイント】
①自分がもらってうれしいもの
②実用的で何個あっても困らないもの
③重くないもの、かさばらないもの
④記念品としてふさわしく、奇抜なものでないもの
⑤自分たちの名前はいれない(名前入りのものは使いにくいといわれています)
引出物とは別に、お見送りの際に渡すプチギフトを用意するのも一般的になりました。
マカロンやクッキーなどのお菓子や見た目のかわいいスプーンや耳かきなどの雑貨が人気です。
ひとり300円前後が相場です。
プチギフトに、地元の名産を取り入れる人も多く、福島のままどぉーるを2種類かって袋詰めしたり、仙台の萩の月、山梨の信玄餅、北海道の六花亭のチョコレート、沖縄のちんすこう、静岡のうなぎパイ、広島県のひとつぶのマスカット・・・などふたりが慣れ親しんだものや好みのものをプレゼントするのも素敵な演出だと思います。
監修者
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