会費制結婚式とは?メリット&デメリット|費用を抑える準備方法
2023年になり東京でも人気急上昇中の新しいウェディングスタイルが会費制の結婚式です。会費制の結婚式はゲストからご祝儀を貰うのでなく一律の会費制を設定する新しいスタイルの結婚式です。2023年にはいりGoogleでの検索数が昨年の2倍近くまで増えてきています。リーズナブルでハイクオリティな会費制結婚式を徹底解説していきます。
STEP1|会費制結婚式とは?
会費制結婚式は北海道・沖縄といった地域では昔からある主流スタイルの結婚式になりますが、東京・神奈川などの会費制結婚式は北海道・沖縄のようなスタイルの会費制結婚式とは少し違います。
会費制結婚式の基本的な仕組み
会費制結婚式はゲストから集まる会費と新郎・新婦の自己資金で結婚式の費用を賄う仕組みとなっています。つまり「ゲストの会費=お祝い」というイメージになります。
ご祝儀制結婚式との違い
会費制結婚式は全員一律の会費で結婚式に参加するスタイルになります。ご祝儀とは「お祝いのお気持ち」そしてゲストが新郎・新婦との関係性によって包む金額を決めるスタイルになります。関東圏でのご祝儀相場は下記のようになります
友人 3万円
上司 3.5万円
親族 夫婦で5.8万円
地域ごとに会費制結婚式には違いがありますが、首都圏での会費制結婚式はご祝儀よりも安いゲスト会費と自己資金も少なく開催できる事が特徴になっています。
それでは、次に会費制結婚式のメリット&デメリットについて解説します
STEP2|会費制結婚式のメリット&デメリット
会費制結婚式のデメリット
- 年配者に理解されない仕組み
- 節約しすぎると失敗する
- 会費設定が難しい
- ご祝儀は要らいない事を伝える必要がある
まずは会費制結婚式のデメリットを4つ程あげてみました。最近人気の会費制結婚式ではありますが、まだまだ参加した事のない方も多い結婚式のスタイルです。開催時にしっかりとゲストへ説明する必要があります。
特に年配の方を招待する際には紙の招待状などを用意して「今回、会費制というスタイルで結婚式を行います」と伝えながら手渡しで招待状を渡すなどの配慮は必要だと思います。最近では会費制結婚式専用の紙の招待状もある為、招待状に「ご祝儀不要」「会費金額」を記載して郵送する方法もオススメです。
会費制結婚式の失敗例で最も多い事例は「節約しすぎての失敗」です。会費制結婚式の自己資金は消費税などの税金も考えると、最低でも20万円~50万円は必要になります。しかし、「消費税も払いたくない!」というお二人もたまにおります・・・。
このようなケースではゲスト会費設定を推奨会費から数千円引き上げる事になります。料理の品質・会場の雰囲気がゲストから頂く会費と見合わない状況に陥った際に「会費制結婚式は失敗」となってしまいます。
ちょうどいい「会費設定」はプランナーとしっかり話をしながら決めていく事をおススメします。
会費制結婚式のメリット
- ゲスト負担が少ない
- 新郎・新婦の自己資金も少ない
- カジュアルな結婚式が作れる
- 高品質な結婚式が低価格で出来る
会費制結婚式のメリットは価格的魅力が多くなります。今でも結婚式はとても高額で数百万円する事は当たりです。ゼクシィのトレンド調査では東京都内で60名の結婚式平均費用は360万円となっておりゲスト1人単価は6万円とかなり高額。
通常の結婚式では自己資金負担は200万程度が相場のようです。
では、会費制結婚式での自己資金負担はいくらになるのでしょうか?
会費制結婚式専門店の自己資金
会費制結婚式の専門店に依頼した際のお二人が負担する自己資金は税込30万円~50万円程になります。ホテル・専門式場・ゲストハウス等に直接交渉してしまった際は普通の結婚式よりも高い自己負担金額が発生する場合があるので注意が必要。
会費制結婚式を依頼するなら必ず会費制結婚式専門のプロデュース会社に依頼しなくては折角のリーズナブルで高品質な会費制結婚式が台無しになってしまいます。
でも、会費制結婚式で「2次会のようなカジュアルなイメージ」があるという新郎・新婦も多いと思いますのでどんな場所で会費制結婚式を実施しているのかについても解説をします。
STEP3|会費制結婚式の開催会場と2つのスタイル
会費制結婚式が開催できる場所はホテルや高級レストランになります。カジュアルなレストランからホテルのような高級レストランまで幅広く開催ができます。
例えばおしゃれな表参道のレストラン

人気の東京丸の内エリアにある高級レストラン

東京駅から徒歩5分!少人数ウェディングに最適な高級フレンチ!

新橋という好立地にある高級ホテル

お台場にあるゲストハウス

この会場で会費制結婚式がしたい!と思ったらお気軽にお問合せ下さい
会費制結婚式をご希望されるお客様には、「海外挙式の帰国後パーティー」「国内リゾートウェディング後の友人中心パーティー」など海外やリゾート地での家族婚後の友人を中心としてお披露目会を検討しているお二人や結婚式をリーズナブルに開催したいと考えている方にも人気です。
リーズナブル結婚式にも会費制結婚式は最適
会費制結婚式といっても2次会のような雰囲気にならないように注意する事でリーズナブルなレストランウェディングのような雰囲気を作る事ができます。その為、「結婚式にお金はかけずにハネムーンにお金をかけたい!」「子供が生まれるしこれからの事にお金を使いたい!」という方にもとても人気があります。
会費制結婚式の料理スタイル
会費制結婚式にはビュッフェスタイルで行う会費制結婚式と着席コース料理で行う会費制結婚式と2つのスタイルがあります。
ビュッフェでの会費制結婚式はカジュアルなスタイルの会費制結婚式で例えば、「バンド演奏中心」「ダンスや踊り中心」など結婚式のテーマがハッキリと決まっており食事以外にメインテーマがあるパーティーで用いられるスタイルです。食事はサブコンテンツである場合には最適です。
「リーズナブルに結婚式をやりたい!」「友人を沢山呼んで1.5次会を会費制で行いたい!」「会社の上司や親戚も呼びたい」という方には着席コース料理での結婚式が最適です。
結婚式でメインテーマが決まっている方は少数派になりますので、弊社での会費制結婚式は9割以上の方が着席コース料理での会費制結婚式を選択されております。
ホテルビュッフェは落とし穴
予算を気にしすぎて「高級ホテルでビュッフェスタイルにしよう!」と考えるお二人もおりますがホテルのビュッフェプランは「お料理の量」「飲み物の種類」ともに少なく会場費も高くなります。
よくあるケースとして男性ゲストが料理を取りすぎて女性ゲストに料理がしっかりといきわたらないという事もあるので注意が必要です。
ビュッフェならやっぱりコース料理がオススメ
ホテルビュッフェに限らずビュッフェ料理を選択すると不公平感が発生するケースが多々あります。予算を抑えられるからと言って安易にビュッフェスタイルを選択してしまうと結果的にゲスト満足度の低い会費制結婚式になってしまう事があります
折角、1日のスケジュールを空けて参加してくれているゲストにゆったりと過ごして貰うためにもコース料理がオススメです
結婚式2次会と会費制結婚式の違いについても解説致します
STEP4|会費制結婚式と結婚式2次会の違い
結婚式2次会と会費制結婚式が同じだと考える方もおります。弊社で運営している2次会幹事代行サイトからも帰国後パーティーのお問合せを頂く場合があります。費用の安さから2次会幹事代行サイトから会費制結婚式のお問合せをして頂いたかと思いますが、会費制結婚式と結婚式2次会には大きな違いがありますので解説したいと思います
最大の違いは開催日
結婚式2次会は披露宴当日に行うウェディングパーティーに対して会費制結婚式は挙式日とは別日で行うウェディングパーティーになります。
結婚式2次会の費用が安い理由は「披露宴で利用したアイテムを2次会でも使える」という点にあります。このようにドレス・タキシード・装飾の花・ヘアメイク等の高額アイテムに費用が掛からないという点は大きなポイントです。
一方で会費制結婚式は結婚式に必要なアイテムをゼロから改めて準備しなくてはなりません。このような準備の違いをみても結婚式2次会と会費制結婚式は全く別の内容という事がご理解頂けるかと思います。
この他にも、結婚式2次会は披露宴終了後に行う為、披露宴に参加された友人がそのまま2次会にも出席するという流れになります。
しかし会費制結婚式のように改めて日程を調整する場合、参加するゲストは2次会のように披露宴に参加する流れではなく招かれた会費制結婚式に参加する為だけにスケジュールを調整し来てくれます。
女性ゲストの場合には普通の結婚式に参加するように朝早くに美容室を予約しておしゃれをして参加してくれます
このように披露宴同日で行う結婚式2次会と改めて日程を調整する会費制結婚式は大きな違いある事がご理解いただけたかと思います。
ゲストの為にも「しっかりおもてなし」が重要
折角スケジュールを調整してオシャレをして参加したのに・・・カフェで2次会のようなビュッフェ料理
もし、ご自身が参加されたらいかがでしょうか?会費15,000円などでも高いと感じませんか?実際に会費制結婚式での失敗談に「少し高くてもコース料理にすべきだった」という声もあります。
「〇〇のウェディングパーティーさぁ・・・ちょっと高かったよね」とご友人に言われてしまっては折角の結婚式の思い出も台無しです
このようにならない為にも会費制結婚式は2次会に近い雰囲気で整えるではなく披露宴に近いスタイルでゲストをしっかりと「おもてなし」する事が重要です。
ビュッフェスタイルでも大丈夫だよ!っというのは8割男性です。
結婚式は女性中心で考えた方が上手くいきますよ!
STEP5|会費制結婚式の費用を抑える方法は?
- とはいっても海外挙式沢山お金つかったし・・・
- これからの生活にもお金かかるし・・・
- もう貯金も少なくなって不安・・・
本当は素敵な会場でコース料理を食べながらゲストとゆっくり過ごしたいけど、金銭的な理由でカジュアルな2次会のようなパーティーしかない・・・と考えていた方も多いのではないでしょうか?
会費制結婚式でコース料理を選択してもビュッフェ料理との自己資金の差額は10万円程になります。またゲスト会費設定でも3,000円~4,000円程の違いとなります。
このお話をお二人にすると「あれ?思ったより安いな・・・あまり違わないならコース料理の方がいいよね」とご安心頂いております。
適正な会費設定とは?
会費制結婚式を開催する場合には会費設定が重要なポイントになります。会費が高すぎてしまうとゲストの負担が大きくなりますが、会費を安く設定しすぎてしまうと2人の負担が大きくなってしまいます。
つまり「ちょどいい会費設定」をしなくてはなりません
会費制結婚式とは冒頭でもご説明した通り「ゲスト会費=お祝い」という考え方で参加して頂く事がお二人へのご祝儀となるスタイルになります
その為、お二人がご負担する金額と会費設定のバランスが重要となるわけですが・・・「ちょうどいい会費設定っていくらだよ!」と思うかと思います
ちょうどいい会費設定はコチラ
会費制結婚式|着席コース料理会費設定
【スタイリッシュなカジュアルレストラン】
ゲスト会費20,000円 / 自己負担30万円~40万円
ゲスト会費22,000円 / 自己負担30万円~40万円
ゲスト会費23,000円 / 自己負担30万円~40万円
【ホテル・高級レストラン】
ゲスト会費25,000円 / 自己負担40万円~60万円
ホテルや高級レストランになると雰囲気は披露宴と変わらないので会費が25,000円でも高いと感じる方は少なくなります
会費制で行う利点は全員一律の会費で参加頂ける事にあります。特に先輩・上司といった目上の方には特に助かるスタイルですね。
設定を失敗すると最悪の結果に・・・
会費を上げれば自己負担金額は減りますが、会費を上げすぎてしまうと会場のクオリティとのバランスが崩れてしまいます。
「そんなのバレないから大丈夫」と思うかもしれませんがゲストは敏感に感じます。「こんな高い会費でこのレベルか・・・」と思われてしまうかもしれません。
会費設定はコース料理なら20,000円~28,000円としておりますが、高級レストランとカジュアルなレストランでは設定が変わってきます。カジュアルなレストランでは2万円前半が適正となり高級レストランでも25,000円~28,000円が適正な会費と言えます。
この時の自己負担金額は30万円~50万円程となりますが、結婚式を費用として考えればかなりリーズナブルな価格だと言えます
自己負担金額の内訳は「消費税」「オプションアイテム」「プチギフト」「スタッフ人件費」等にかかる不足分を負担するイメージになります。
引き出物はご用意不要
会費制結婚式の場合には引出物はご用意不要となります。プチギフトの用意だけでいいところも費用を抑えるポイントです
お車代負担は必要な時もあります
お車代についてはお二人のお気持ちという事もあり必ず必要という事もありません。弊社でのご案内では、「新幹線移動が必須の場合には考えましょう」としております。例えば東京~名古屋などになります
東京~沼津・東京~水戸・東京~高崎・・・・
この辺りはとても微妙な距離感ではありますのでご友人と話し合ってみるのも一つの方法です。
もし、私がプランニングしている際にご質問頂いた際には「お車代不要」だとは思いますと回答するかもしれません。
STEP6|まとめ
会費制結婚式とは?というテーマで解説をしてみました。
会費制結婚式とはご祝儀の代わりにゲストから会費を貰って結婚式をお祝いしてもらうスタイルの結婚式となります。
今回の会費制結婚式の解説で最も重要なポイントは「会費の設定と自己負担額のバランスを間違えてしまうと折角の結婚式が最悪の思い出となってしまう」という事にあります。
着席コース料理
自己資金30万円~50万円
会費設定20,000円~28,000円
この数字が目安の数字だと思って下さい
あとはお二人のイメージに合わせた会場をお選びください
素敵な会費制結婚式は「ちょうどいい」設定がポイントです
会費制結婚式1.5次会の事なら何でもご相談下さい
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