1.5次会・結婚式の新婦の手紙の書き方を紹介
結婚式、1.5次会 の定番、「新婦の手紙」
親への感謝の気持ちを伝える場面です。
新婦から親への手紙は列席者の心にとてもひびくもの。涙なしには聞けないものです。
どんな文章が読まれているのか、どんなことを伝えていくのがいいのか例文とともにポイントを紹介していきましょう。
【新婦から両親への手紙】
お父さん、お母さん、今まで28年間愛情いっぱいに私を育ててくれてありがとうございました。今日という日を迎えることができたのも、お父さんとお母さんがずっと支えていてくれたおかげです。
私は子どものの頃、体が弱く、些細なことですぐ高熱を出してはお父さんとお母さんに心配をかけていました。小学生になってバスケットボールを始め、なかなか練習についていけなかった私を、ふたりはいつも応援してくれましたね。練習や試合のたびに作ってくれた、お母さんの手作りのお弁当は本当においしかったです。
お父さんは、仕事で毎日忙しいのに毎朝一緒にジョギングをしてくれましたね。そのおかげで体も丈夫になった私が初めてレギュラーに選ばれたときには、自分のことのように喜んでくれました。あの頃、お父さん、お母さんと一緒に頑張った経験が、大人になってからもつらい時に支えになってくれました。そして何より、バスケを通じて、○○(新郎名)さんにも出会うことができました。
これからは○○(新郎名)さんと、お父さんとお母さんのような笑顔あふれる家庭を築いていきたいと思います。
最後に、○○(新郎名)さんのお父様、お母様、初めてお会いした日からとても温かく迎えてくださりありがとうございます。まだまだ未熟な私ですが、精一杯○○(新郎名)さんを支えていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
令和○年 ○月○日 △△(新婦名)より
*ポイント
・無理に凝った内容にする必要はありません。普段パパ、ママと呼んでいるのなら、「いつも通りの呼び方でパパ、ママと呼ばせて頂きます」などことわりを入れてから、呼びかけてもよいでしょう。
・エピソードの中で、とくに心に残っている場面を振り返るときは、親のほうを見て、語りかけるようにするとよいでしょう。エピソードは列席者にもわかりやすいものを選びましょう。
・結びは、将来への前向きな気持ちで締めくくります。新郎の両親への感謝の言葉をそえることが増えてきているので、添えるのもいいでしょう。
・便箋2~3枚ぐらいが理想的な長さです。
・ゆっくりと読みましょう。
最近は新郎からも親への感謝の手紙を読んだり、謝辞の時に感謝の気持ちを伝えることが多くなりました。基本は新婦手紙と同じ内容ですが、どんな内容か例文を紹介していきましょう。
【新郎から両親への手紙】
本日は、こんなにも多くの皆様に祝福していただき、披露宴を行うことができました。本当にありがとうございます。
新婦から両親への手紙というのが一般的となっておりますが、この場を借りて、私からも両親への感謝の気持ちを伝えたいと思います。かしこまった席ではありますが、普段の呼び方で呼ばせてください。
父さん、母さん。ふたりには、今までいろいろなことを教えてもらいました。仕事ばかりに熱中して、心配ばかりかけていたと思います。不規則になりがちな生活でも風邪ひとつひかないでいられたのは、父さんと母さんが丈夫に育ててくれたおかげです。
仕事仕事で、いつまでも結婚しない私に、口には出さないけど、内心ではやきもきしていたのではないでしょうか。そんな私も、今隣にいる△△(新婦名)さんと出会い、今日という日を迎えることができました。
これからはふたりで、温かく笑顔の絶えない家庭をつくっていきたいと思います。これまでの恩を少しでも返せるように、親孝行するつもりです。
そして△△(新婦名)さんのお父さん、お母さん、まだまだ未熟ですが、△△さんを幸せにします。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
令和○年○月○日 新郎名
*新郎手紙のポイント
・新郎の手紙で両親にいつも通りの呼び方で呼びかける時は、ひと言ことわりを入れるのがマナーです。
・あまりしんみりしないように明るく話し、会場の雰囲気を和らげましょう。
・新郎の手紙は、列席者へ新郎の人柄を伝えるものになります。しっかりとした口調で読むようにしましょう。
新郎が手紙を読む姿は新鮮なものですし、新郎の親も思ってもみないことに驚くと思いますが、とても嬉しく感じていることでしょう。せっかく書いた手紙ですので、花束や記念品と一緒に親に手渡して下さいね。
監修者
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