1.5次会の謝辞とは?すぐに使える例文付き
結婚式や1.5次会、二次会などのウエディングパーティーの最後をしめくくる挨拶「謝辞」。
大切な一日を一緒に過ごしてくれたことへの感謝をこめてゲストにきちんとご挨拶をすることが大切です。
新郎からの挨拶が多くなりますが、1.5次会パーティーなどでは新婦からも挨拶を頂くことが増えてきました。気軽なパーティーとはいえ、最後はしっかりと謝辞をお伝えしていきたいですね。
1.5次会についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:【徹底解説】1.5次会とは?費用や会場選び・準備の進め方も紹介
謝辞は誰がする?
結婚式では謝辞は新郎が必ず行う、というイメージがあると思いますが、必ず新郎が行うものではありません。誰が行っても良いのですが、昔からの風習が残り家長からの挨拶、が基本になっているのかもしれません。
結婚式の謝辞では、「新郎父謝辞」→「新郎謝辞」と親からの挨拶の後に新郎が行うことがほとんどです。両家の親から参加したゲストへのお礼の言葉を伝え、その上で主役の二人を代表して新郎からの挨拶となります。新郎お父様がいらっしゃらない場合は、「新郎母」が謝辞を伝えることもありますし、「新婦父」「新婦母」が伝えることもあります。必ずといった決まりはありませんので、両家で話し合いながら決めていくことが大切になります。
親や親族の出席がない1.5次会では、新婦謝辞→新郎謝辞と2人で挨拶をすることもあります。新郎側、新婦側の友人に向けて最後に直接挨拶ができる時間なので、ぜひ検討してみてください。新婦は恥ずかしい!と思われる方も多いですが、3分話さないといけない、ということではありませんので、「来てくれてありがとう」「これからもよろしくお願いします」の言葉だけでも伝えてみてはいかがでしょうか。
謝辞の基本的な作り方は?
謝辞の基本的な作り方は大きく分けて3つあります。
①来てくれたことへの感謝の気持ちを伝える
結婚式や1.5次会は新郎新婦のために開催されるものです。まずは自分たちのために日程をあけ、時間を作り参加してくれたことへの感謝の気持ちを伝えるのが大切です。「本日は私たちのためにお越し頂き…」というフレーズをよく聞くと思います。ありきたりの文章だな、と感じることがあるかもしれませんが、ストレートに感謝の気持ちが分かりやすく伝わりますので、一番使いやすい言葉ではないでしょうか。
②この日をむかえた感想やこれからの結婚生活の抱負など
感謝の気持ちを伝えた後は、結婚式や1.5次会がどんな風に楽しめたか、祝福してくれたことへの嬉しい気持ちなど当日の感想などを伝えたり、今後ふたりでどのような結婚生活を送りたいか、などふたりの気持ちを表すことが多いです。親や親せきが参加している1.5次会の謝辞では、親への感謝の気持ちを伝えることもあります。新婦は花嫁の手紙などで親への感謝を伝える機会がありますが、新郎が伝える機会はあまりありません。(新婦手紙と同様に新郎手紙として読む方もいらっしゃいますが、まだまだ少数です。)謝辞の中で、新郎の親へ「今まで育ててくれてありがとう」など一言を添えて感動的な言葉で締めくくることもできます。
③これからも宜しくお願いします、という結び
謝辞のラストは、参加してくれた全ての方々へこれからも末永くお願いします、というメッセージを伝えて結びます。
すぐに使える謝辞の例文
ここではそのまま使える謝辞の例文をいくつかのパターンに分けてご紹介していきます。自分たちが開く1.5次会パーティーの雰囲気に合わせてお選びください。
例1)結婚式のような1.5次会の謝辞
本日はご多用の中、私たち二人のためにお越し頂き本当にありがとうございました。
皆様より温かなお祝いの言葉を頂き心より感謝申し上げます。
今日という日を迎えられたのも皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
こうして、今日大切な皆様に見守られ結婚の誓いをたてられたことを嬉しく思うと同時に夫婦になる責任も感じております。これからも夫婦で協力して、何事も楽しみながら幸せな家庭を築いていきたいと思います。
まだまだ未熟な二人ではございますが、どうぞ温かく見守ってくださいますようお願いを申し上げまして私たちふたりからのお礼の言葉とさせて頂きます。
そして最後に、お父さん、お母さん、今までありがとう。そしてこれからもよろしくお願い致します。
本日は誠にありがとうございました。
例2)友人中心の1.5次会の謝辞①
本日はお越し頂き、また遠方よりたくさんの方にお集まり頂き本当にありがとうございます。
私たちの感謝の気持ちが少しでも伝わったならうれしく思います
こんなにもたくさんの皆様に「おめでとう」「幸せに」などたくさんの祝福を頂き本当に嬉しく、日々、皆様に支えられているんだなと実感しております。
このパーティーの準備のため、二人で色々と相談してきました。意見がまとまらなかったりぶつかることもありましたが、その経験をへて今日の日を迎えることができたので、これから様々なことがあっても一緒に乗り越えていけると感じています。
これからも私たち二人を宜しくお願いいたします。本日はありがとうございました。
例3)友人中心の1.5次会の謝辞②
本日は私たち二人のためにたくさんの皆様にお集まり頂き誠にありがとうございました。
短い時間でしたが、久しぶりにお会いする方もたくさんいて色々と話もできとても楽しく過ごすことができました。
スピーチをしてくださった〇〇さん。ご多用の中時間を作って頂きありがとうございました。引き続きお世話になりますが、宜しくお願い致します。
余興をしてくれた〇〇くん、△△くん、想像以上に面白く盛り上げてくれて本当にありがとう!2人が結婚する時には余興は任せてね。
急なお願いにもかかわらず感動的なムービーを作成してくれた◇◇くん、本当にありがとうございました。撮影から制作まで長い時間をかけてくれてとても感謝しています。
このように素敵な方々が自分たちの周りにはいるんだな、と改めて実感するとともにとてもありがたいことだと思っております。
まだまだ未熟なふたりですが、今後とも仲良くして頂けましたら嬉しく思います。本日は本当にありがとうございました。
謝辞にカンペを用意するのは有り?
謝辞を伝える際、「カンペ」を見ながら話すのはどうなんだろう…と思われる方も多いのですが、長い文章を暗記しておくのはとても大変なことです。覚えていられるか、途中で忘れてしまったらどうしよう、といった不安をかかえたままでは新郎新婦も1.5次会を楽しむことができなくなってしまいます。
「カンペ」は決して失礼なものでも恥ずかしいものでもありません。きちんと感謝の気持ちを伝えるということを最優先に考えて、堂々と読み上げて頂ければと思います。
謝辞は、参加してくれたゲストへ伝える最後の挨拶になりますが、あまりかしこまり過ぎず、普段の自分の言葉で伝えるのがおススメです。ネットや本に書かれている言葉は普段使わない言葉だったり、難しい言葉も多々でてきます。難しい言葉は練習して挑むのももちろん大切ですが、普段の自分とかけ離れた言葉が多いと、伝わりにくい挨拶になることもあります。最初と最後は定型文だったとしても、ふたりが伝えたい言葉は、普段通りに伝えていくことが大切ではないでしょうか。
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監修者
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