結婚式の披露宴で行うブーケの意味とは?
披露宴、1.5次会 でも新婦のこだわりポイントの高いブーケ・ブートニア。
ここでは、ブーケの由来からダーズンローズまでをまとめて紹介しようと思います。
披露宴、1.5次会 の参考になさってください。
ブーケの由来
ウェディングブーケとは結婚式、1.5次会 で花嫁がもつ花束です。
ブーケはフランス語で花束全般を指す「bouquet」が語源。
この言葉「 ブーケ 」が伝わる前から、日本にも花束は存在していたこともあり習慣的に普通の花束を花束と表し、結婚式、1.5次会 で花嫁が持つ花束をブーケと呼ぶようになったといわれています。
ただ、ブーケは花束を意味しているので、ウェディングブーケと呼ぶのが正確となります。
由来についてはいくつかの説がありますが、ウェディングブーケの起源は古代ローマで行われていたプロポーズの風習であったのが有力とされています。
古代ギリシアやローマ時代に 一人の男性が愛する女性のために野の花を摘んで花束にして、女性にプロポーズの言葉と共にプレゼントをしました。この花がブーケとしての由来。
花束を受け取った女性が、貰った花束から一輪だけ花を抜き取って男性の胸元に挿し、プロポーズにこたえる。これがブートニアの由来とされています。
また、別の説ではウェディングブーケは魔除けの意味があるといわれています。
古代ギリシアやローマでは結婚式にブーケではなく、お花を束ねた花輪や花冠をつけていたと言われています。
中世頃には、ハーブを使って悪霊を寄せ付けないという考え方が広まります。
魔除けや虫よけとして身を守る意味を込め、ハーブを束ねたもので花嫁を守るものとして、新婦がブーケを持つようになったと言われています。
現在のようにウェディングブーケが結婚式や 1.5次会 で使われ、広まるようになったのは1840年にヴィクトリア女王とアルバート王子の結婚式であると考えられています。
ブーケに入れたのがギンバイカの小枝。以来、イギリス王室の花嫁はこの伝統を引き継いでいるのだとか。
噂によると、ヴィクトリア女王がドイツのゴータを訪れた際に、アルバート王子の祖母がしげみからギンバイカの小枝を切って渡したのがその由来とのこと。
ヴィクトリア女王は、ブーケに入っていたギンバイカの小枝を植えて木に育てたそうで、王室の花嫁たちはその木からブーケのための枝を切っているとのこと。
2018年5月に行われたヘンリー王子とメーガン妃の結婚式では、伝統にとらわれない演出が話題になりましたが、ブライダルブーケに関しては、これまでの王室の慣習に従ったそう。
また、メーガン妃が当日に持った小ぶりのブーケは、ダイアナ元妃がお気に入りだったわすれな草、スイートピー、スズラン、アスチルベ、ジャスミン、アストランティアで飾られました。そして慣例通り、ギンバイカの小枝を入れました。
1900年以降になり 庶民も簡略化したような結婚式を挙げるようになります。
この頃からブーケ・ブートニアが一般的になってきました。
日本では第二次世界大戦後に広まり、現在のように様々な種類のウェディングブーケが使われるようなりました。
ブーケ・ブートニアの儀式
ブーケの起源の説にもありますが古代ローマ時代から伝わるブーケ・ブートニアの儀式を、改めてご紹介いたします。
古代ギリシアやローマ時代に、一人の男性が愛する女性のために野の花を摘んで花束にして、女性にプロポーズの言葉と共にプレゼントをしました。
花束は愛する女性の家までの道に咲く野の花を一本ずつ摘んだといわれています。
花束を受け取った女性が、貰った花束から一輪だけ花を抜き取って男性の胸元に挿し、プロポーズにこたえました。
結婚式、1.5次会 での人前式でも
このブーケ・ブートニアのセレモニーを取り入れてプロポーズする演出があります。
●結婚式、 1.5次会 での人前式で取り入れた場合の流れ
□参列者入場
□バージンロード沿いの参列者へスタッフから花を配る
または、特定の参列者へ花を配りバージンロード沿いに移動していただく
□新郎が入場し バージンロードを歩きながら参列者から花を集める
→花束にして祭壇前で待機
□新婦入場
□祭壇前まで歩いてきた新婦へブーケを差し出してプロポーズをする
□新婦はブーケから1本の花を抜き取りブートニアとして新郎の胸ポケットにお受けしますの意味を込めてプロポーズにこたえます
会場によっても色々な演出方法があり、花の種類も様々あります。
ダーズンローズ
ブーケ・ブートニアの儀式では、新郎の集めた花を12本のバラと結びつけ、ダーズンローズという演出として取り入れるのが人気です。
12本のバラにはそれぞれ「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力「永遠」という意味をもち、新婦に対する誓いの象徴とも言われています。
意味をもつ演出。参考にしていただけたら幸いです。
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