新居選びの流れとポイント
結婚が決まったら、結婚式、 1.5次会 の準備と並行して進めたいのが、新居選び。
ひとまずどちらかの家に住む、という方法もありますが、結婚式、 1.5次会 の打合せの時に一緒に住んでいるほうが、話が進みやすくスムーズです。結婚式、 1.5次会 の招待状の返信先も一律にしておくと人数の把握がしやすかったり、席次表の作成で、誰をどこに座らせるなどを決めるときも話し合いがしやすかったり、引出物や引菓子を選んだりするときなど、結婚式、 1.5次会 の相談ができることがメリットになります。
結婚式、 1.5次会 の６ヶ月前ぐらいから探し始め、２カ月前ごろに契約、と言う流れが一般的です。
まず考えることは、「賃貸か購入か」「親との同居はするのか」「こどもをいつ頃もつか」といったライフプランに加え、通勤や買い物の利便性、住居周辺の環境など、実際に住んだ場合の条件なども書き出しながら、ふたりに合う新居を探していきましょう。
条件リストにチェックが多くついた物件に、実際に足を運び下見をしましょう。ネットや雑誌で見るのと、実際の物件では印象がかなり違います。駅から実際にあるいてみた時の距離や時間、夜はどのぐらい暗くなるか、電車やバス、などの交通量がどのぐらい多いか、音はどのぐらいするのか、などは行ってみないとわからないことが多いので、必ず自分たちの目で確認しましょう。
目安として、新居の家賃目安は収入の30％といわれています。引越しや結婚式後であり将来のことも考えると、この目安を超えないほうが賢い選択です。また長期的な入居を考えていて、子どももすぐ欲しい場合には、少し余裕のある２LDKくらいがちょうどよいかもしれませんね。
近年増えているのが、結婚式、 1.5次会 の前に新居に引越しして同居を始めるカップルです。挙式後にすぐに新生活を始められますが、「けじめをつけてほしい」と考える親も少なくありません。その場合は、夫だけ先に住んでもらい、結婚式、 1.5次会 の日に妻が入居するなど柔軟な対応をしましょう。または、挙式前だけ実家に帰るなどの対応をとる方もいるようです。
【準備の流れ】
①挙式６カ月前
物件探しスタート！
将来のことやライフスタイルなどを二人で話し合っておきましょう。
②挙式３カ月前
これ以降は挙式準備が忙しくなるので、新居の下見はこの頃までに。
家具や家電選びを開始したり、引越し業者の検討を始めましょう。
③挙式２カ月前
借りたい物件が決まったら不動産屋に申込み、入居審査を受ける。
審査に通ったら契約。（契約に必要なお金→家賃６カ月分が目安）
引越し業者を決定し、各自引越しの準備をしましょう。
④挙式１カ月前～
ライフライン（新居のガス・水道・電話など）の手配や新居の掃除する。
ご近所へのあいさつなど（手土産購入も）
【新居選びのチェックポイント】
一度引越ししてしまうと、中々次の引越しには腰が重たくなるものです。新しい家探しは慎重に行い、長く住める環境の新居を選びましょう。下記に挙げる一般的なチェック項目のほか、ふたりのこだわりや外せないポイントも加えて検討しましょう。
■設備
新生活をスムーズに過ごすための大切な新居の設備です。とくに家事を担当する人の使いやすさは重要です。
＊ポイント
収納スペースの場所と広さ、ベランダやオートロックの有無、バス・トイレが別、コンセントの数と位置、コンロの数、冷蔵後・洗濯機の位置、風呂の追い焚き機能、エレベーターの有無、インターホンやポストの有無、駐車場・駐輪場の有無
■家賃
家賃は収入の30％以内が目安となります。子どもが生まれて一方が働けなくなった時のことも考え、無理のない範囲で考えましょう。
■ロケーション
夫と妻の実家からの距離や交通の便を考慮しましょう。また通勤の交通手段や所要時間、乗り換えなどもチェックしましょう。
■間取り
ふたり、もしくは子どもが生まれてからも十分な広さがあるかを見ましょう。また実際の生活動線をシュミレーションして、動線がスムーズかどうかもチェックして☆
■環境
日当たりや騒音の量など、新居の環境もぬかりなくチェックしましょう。窓を開け閉めして風通しなども確認しましょう。
＊ポイント
日当たり、人通り・騒音・街灯のチェック、交通量、買い物の利便性、病院・役所・警察署の場所、保育園・教育機関の場所、自然・公園など
☆新婚カップルの新居の形態
マンションもしくはアパートの賃貸で新生活を始める人が68％を占めています。ひとまずふたりで住むための新居を借り、その後の購入などを考える人が多いようです。
監修者
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