1.5次会に来てくれた知人に渡す交通費の目安
「1.5次会に招いた友人の交通費は全員分出す?」
「交通費はどれくらいの金額を渡したらいいの?」
こんな疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
この記事では1,5次会で友人、親族へ交通費を渡す際のマナーや金額の目安などの疑問を解決します。ぜひ参考にしてください。
1.5次会についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:【徹底解説】1.5次会とは?費用や会場選び・準備の進め方も紹介
1.5次会に招いた友人の交通費は全員分出す?
遠方の友人を1.5次会に招待したならお車代は出しましょう!これが一般的な意見になります。
お車代とは簡単に言えば交通費になります。招待した友人が自宅から会場までくる交通費になります。
遠方からくるゲスト分だけで問題ない
「え!全員分出すの!」と、驚くかも知れませんが全員ではありません。遠方からくるゲスト分の交通費になります。
様々な定義はありますが1.5次会のお車代の遠方とは首都圏から離れた場所になります。
首都圏から離れた場所とは主に新幹線で1時間以上の場所になります。
また、特急列車を利用する地域の場合にも遠方にはいるエリアはあります。
例えば、甲府のゲストを都内で行う1.5次会へ招待した場合には特急列車の料金をお車代とする事がエチケットだと思われます。
とはいえ特に決まりがあるわけではありません。例えば友人と話して要らないよ!って事になれば出す必要がないケースもありますが基本的にはお車代は1.5次会のマナーのようなものですのでご用意をしていきましょう。
グリーン車や指定席でなくても大丈夫です。あくまでもお気持ちです。自由席の分だけご負担して下さい。あとはゲストの方々にお任せして大丈夫です。
もし、指定席に変更したい方は1.5次会のスタート時間に合わせて指定席に変更したりして貰えば良いわけです。
あまり細かな気を使いすぎるありません。
しかし、早割や早朝割引など交通機関のキャンペーンに乗じてお車代を安くしようとかそのような対応はよくありませんのでやめましょう。
1.5次会のお車代はわざわざ遠くから来てくれるゲストへの気遣いになります。
どこからが遠方になる?
遠方といっても、人によって距離感は異なります。
例えば、1.5次会に参加するために、新幹線や飛行機を利用する必要があるのは紛れもなく遠方です。
ただし、微妙なラインは特急列車を利用する場合です。
仙台から東京に来る場合は遠方といえますが、宇都宮や三島となると通勤している方もいますから、遠いと言い切るのは難しいともいえます。
ただし、遠方なのかな?と判断に迷った場合は、遠方のゲストとして扱うのが無難です。
宿泊場所の手配も必要な場合
遅いスタート時間で1.5次会を開催する場合には交通費の他に宿泊場所の手配も必要になります。
宿泊場所は1.5次会の開催場所の近くまたは新幹線などの駅近くに取るようにしましょう。
宿泊や交通機関のチケット手配をする場合には1.5次会の開催日にも十分に注意が必要です。
まずは、連休初日や最終日などに1.5次会を行うとします。このような日程の場合には宿泊施設や交通機関の混雑状況が全く読めなくなります。
私は以前三連休の最終日に名古屋に出張をした際、東京に帰る新幹線が全て満席と言う事態に遭遇した事があります。名古屋から東京は時間にすれば90分程ではあります。しかし1.5次会の帰り道でその状況は少々厳しいですね。
その為、連休最終日など交通機関が怪しい時には予め指定席などを取得してあげておくと良いでしょう。
宿泊場所を押さえるにも早目の予約が必要です。最近ではラグビーのワールドカップなどあり横浜近辺の宿泊施設は団体客で満室です。2019年10月頃の横浜周辺で1.5次会を予定している方々の宿泊場所は早目に行動する事をオススメします。
1.5次会の準備についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:1.5次会を準備するタイミングっていつ?
渡す交通費の金額の目安
渡す交通費の金額は祝儀制なのか、会費制なのかによって異なります。
祝儀制はその名の通り、ゲストからご祝儀をいただくスタイルのことです。
もう一方の会費制とは、新郎新婦が金額を設定します。
そもそも、1.5次会は披露宴と2次会の面を持ち合わせていることから、祝儀制なのか会費制なのかわからない方もいるでしょう。
しかし、1.5次会でどちらを選択するかは、新郎新婦によって変わります。
そのため、祝儀制と会費制の金額の目安についてあらかじめ抑えておきましょう。
祝儀制の場合
渡す交通費は距離によって異なりますが、祝儀制の場合は1万円〜3万円程度が一般的です。ただし、海外からゲストが来る場合は状況に応じて判断しましょう。
飛行機は時期によって金額が大きく変わるため、そのようなことも踏まえて考えるのがベストです。
なお、交通費はゲストに聞けばわかるものの、聞かずに自分で調べるようにしてください。そして、調べた金額よりも少し上乗せして渡すのが一般的です。
また、もしもお車代を出さない場合はご祝儀を辞退する方法も可能です。
もしもご祝儀を辞退する場合は、招待状に記載するようにしてください。
会費制の場合
会費制のときに渡す交通費はなし、もしくは3,000円〜3万円程度と祝儀制よりも少額です。
ただし、1.5次会はあくまで招待側の認識であり、招待のときには「結婚披露宴パーティー」のような表記をします。
そのため、招待される側の中には結婚披露宴と解釈する方もいます。
結婚披露宴と解釈している場合の交通費は、祝儀制と同じように1万円〜3万円程。
飛行機を使わないと参列するのが難しい、海外から訪れるといった場合は、上乗せしておきましょう。
一方で、ゲストが1.5次会と認識しているのであれば、祝儀を包むよりも負担が軽いことから、交通費がなくとも納得するケースが多くあります。
とはいえ、遠方の相手を招待するのならば、距離を考慮して交通費を決めるとよいでしょう。
1.5次会の費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:1.5次会の費用はいくらかかる?「結婚式のプロ」がすっきり解説
交通費を出す際のマナー
交通費を出すときのマナーを押さえていないと、ゲストとの間にもやもやが生じてしまうかもしれません。
マナーとして押さえておきたいのが、以下の2つ。
- 交通費の渡し方
- 交通費を出すことを事前に伝える
ここでは、それぞれのマナーを紹介します。
交通費の渡し方
交通費のお渡し方は、祝儀袋もしくはポチ袋に包んで渡します。
基本的に1万円以上であれば祝儀袋、1万円以下はポチ袋で問題ありません。
このとき、筆ペン、もしくは毛筆で書くのがマナーです。表書きには「御車代」、「御礼」、「寿」、「御車料」という表記方法を使用します。
「お車代」と記載すると違和感を覚える方もいるため注意してください。
なお、中袋に住所や名前を記載する必要はありません。さらに受け取った人がすぐに使用できるよう、封をしなくても大丈夫です。
表書きだけ記入して、封をせずに渡しましょう。
交通費を出すことを事前に伝える
交通費を出すことは、必ず主催者からゲストに伝えましょう。
交通費の負担は人によっては高額であるものの、ゲストから言い出せるものではありません。
そのため、招待する側はマナーとして事前にお車代の有無を伝え、もしもある場合は金額を伝えておきましょう。
伝えるタイミングとしては、招待状を送る前です。メールや電話で伝えても問題ありません。
ただし、すでに招待状を送っている場合は返答が来る前に交通費が出ることを伝えましょう。
1.5次会の招待状ついてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:1.5次会にも招待状は必要?文章例もあわせて紹介
交通費に関してよくある質問
交通費に関しては難しいと感じる方も多く、疑問を抱く方もいるでしょう。
そこでここでは、交通費でよく抱かれる以下の2つの質問への回答をまとめました。
- 親族のお車代の金額はどう決めたらいいか?
- 交通費の受け取りを断られてしまったら?
親族のお車代の金額はどう決めたらいいか?
前提として、親族であっても遠方から来てもらう以上、交通費を出すのがマナーです。
できれば全額を負担するのが理想ですが、難しい場合は半額程度で問題ありません。
ただし、親族間で交通費の決まりがあるケースもあります。その場合は、あらかじめお互いの両親に交通費を確認しておくと、スムーズに金額を決められます。
交通費の受け取りを断られてしまったら?
なかにはお祝いの場だからと交通費を断る方もいます。交通費の受け取りを断られたら渡さなくとも問題はありません。
ただし、お礼の言葉を伝えるのを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事で交通費の目安やマナーが理解できたかと思います。
友人だけではなく、親族であっても遠方から来てもらう以上、交通費を出すのがマナーです。
交通費の受け取りを断られたら渡さなくとも問題はありませんが、お礼の言葉を伝えるのを忘れないようにしましょう。
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監修者
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