【徹底解説】1.5次会とは?費用や会場選び・準備の進め方も紹介
最近、新郎新婦の支持が高い1.5次会。1.5次会というワードは聞いたことがあるけれど実際は、「どのようなパーティー?」「会費でできるイメージだけどどのぐらい費用がかかるの?」「どこに相談したらいいの?」「準備はどうやるの?」「どんな会場でできるの?」など分からないことが多いのではないでしょうか。
そんな1.5次会についてのあれこれを、分かりやすくご案内します。
弊社、会費ウエディングスタイルは、会費でできる結婚式や1.5次会をプロデュースする企業で東京・神奈川・千葉エリアを中心に厳選された会場をご紹介します。1.5次会プランナーがふたりの希望やイメージを形作り、当日までしっかりとサポートします。
最近話題の1.5次会とは?
1.5次会は比較的新しいパーティースタイルで、一般的な結婚式との違いは以下の3つです。
- ご祝儀制ではなく会費制で開催することが多い
- 着席コース、着席ブッフェ、立食ブッフェ等様々なスタイルから選べる
- 1.5次会はパーティーの進行が自由に組める
披露宴のような決まった形がない1.5次会は、新郎新婦の希望や予算に合わせて組み立てていくことができます。1.5次会は結婚式に比べると自由なスタイルと捉えることができます。
結婚式に比べると自由なスタイルと捉えることができます。
1.5次会のメリット
1.5次会には以下のような魅力があり、新郎新婦から支持されています。
- 一般的な結婚式よりも費用を抑えられる
- ゲストに負担をかけない会費制でできる
- 挙式をすることができる
- 様々なスタイルの会場から選ぶことができる
- オリジナルウエディングをすることができる
それぞれについて解説します。
一般的な結婚式よりも費用をおさえられる
1.5次会を選ぶ最大の魅力が一般的な結婚式よりも費用をおさえて開催できることが挙げられます。一流ホテル・式場・ゲストハウスなど料金形態も異なりますが、一般的にどのぐらいの差があるのが見てみましょう。
結婚式の総額 330万円
1.5次会の総額 170万円
※ゲスト60名と仮定した場合
ゲストに負担をかけない会費制でできる
1.5次会はご祝儀制よりも会費制を選択される新郎新婦が多く、会費金額も20,000円前後が一番多い金額帯です。負担額を少ない会費制にすることで、多くのゲストに声をかけられる、ゲストに参加してもらいやすい、遠方の方も呼びやすいなど、人数を呼んでも金銭的な負担にならないところも人気のポイントです。
挙式をすることができる
1.5次会でも挙式をすることができ、一般的な挙式・披露宴と同様の結婚式を開催することができます。挙式場所は、ホテルや式場などに併設されているチャペルや神殿などで執り行います。他にもパーティー会場内での人前式やガーデン挙式などアットホームな挙式をすることもできます。
様々なスタイルの会場から選ぶことができる
1.5次会は様々な場所で開催することができます。披露宴に近いスタイルを希望する場合は、ホテルや専門式場などの本格的な会場が、カジュアルパーティーやアットホームに開催を希望する場合は、レストランやガーデンなどが候補にあげられます。
イメージに近い会場を探すには、ふたりの希望に合わせてたくさんの会場が紹介できるプロデュース会社に相談して提案をもらうのもおススメです。
オリジナルウエディングをすることができる
1.5次会は自由にパーティーを組むことができるので、自分たちらしいオリジナルな挙式や演出など様々な希望を叶えることができます。また、会場も自由に選べることから思い出の場所やキャンプ場など通常とは少し異なる場所での開催もできます。
1.5 次会をおすすめしたい方の特徴
1.5次会をおすすめしたい人の特徴をまとめます。
- 海外での挙式後に国内でのお披露目会をしたいと考えている方
ゲストの費用負担に不安を持っている方
料理にこだわりたいと考えている - それぞれについて解説します。
海外での挙式後に国内でのお披露目会をしたいと考えている方
新郎新婦の2人だけ、家族だけで挙式を済ませた後、友人中心に結婚の報告をするためのお
披露目会を考えている方に 1.5 次会はピッタリのパーティースタイルです。
日頃の感謝を伝えながらしっかりとおもてなしをしたい方は着席コース料理、カジュアル
に簡単なパーティーにしたい方は立食ブッフェ料理など、2人のイメージや希望に合わせ
てスタイルや会場を選ぶことができます。
友人中心のパーティーでは堅苦しくなくアットホームに、同窓会のように楽しんでもらい
たいと考える方も多く、美味しい料理が食べられる、カジュアルな雰囲気で楽しめる、とい
った理由から自由度の高いレストランを選ぶ方が増えています。
ゲストの費用負担に不安を持っている方
通常の結婚式をしないのにご祝儀をもらうのも…あまりゲストに費用負担をかけたくない
…と考えている方は、会費制で結婚式ができる 1.5 次会がおススメです。
コース料理、ブッフェ料理のどちらを選ぶかで会費の設定金額は異なりますが、20,000 円
前後の会費を頂き、自己負担を 30~50 万円ぐらいで開催することができます。通常の結婚
式よりも圧倒的に予算をおさえることができるので、費用を心配することなく安心して結
婚パーティーを開くことができるのも 1.5 次会の特徴です。
料理にこだわりたいと考えている
結婚式ではゲストに「美味しい料理を食べてもらいたい」「新郎新婦がこだわった料理を一
緒に楽しんでもらいたい」「美味しい料理でもてなしたい」など料理にこだわりを持ちたい
方にレストランでの 1.5 次会は魅力的なパーティースタイルです。
自分たちの好きな味のレストランを選ぶ、思い出の料理を食べてもらう、一軒貸切にして自
宅に招くようなアットホームさが出せる、など二人の希望や予算に合わせて選ぶことがで
きます。
1.5次会の開催を決めた理由
1.5次会はどんなパーティーを希望の新郎新婦に合うパーティースタイルでしょうか。実際に1.5次会を開催した新郎新婦に選んだ理由を聞いてみました。
- 挙式を家族だけで挙げたけれど、友人にもお披露目をしたくて探していたら1.5次会という形態を知って自分たちにピッタリだと思ったから
- 結婚式をする予定がなかったけれど周り(親や友達)からの希望があったので、気軽に出来そうな1.5次会を選びました。
- 一般的な結婚式は注目度が高く苦手で、1.5次会なら緊張せずにできると思ったから
- ホテルや式場見学をしたら結婚式の費用が想像以上に高くて、無理のない範囲でできる1.5次会を提案してもらったから
- 結婚式にはたくさん出席しているので、今までと違った形でパーティーをしたかったから
など様々な希望やニーズに合わせることが1.5次会はできます。今後もますます多くのニーズにこたえることができるパーティースタイルになると思います。
会費制結婚式のメリット・デメリットを知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:会費制結婚式とは?メリット&デメリット|費用を抑える準備方法
1.5次会の費用はどのぐらいかかる?
自由なスタイルが魅力の1.5次会ですが、実際にパーティーを開催した場合にはどのぐらいの費用がかかるのでしょうか。結婚式(挙式+披露宴)はご祝儀制で行うことがほとんどですが、1.5次会はご祝儀以外にも会費制のスタイルをとることも多くあります。ご祝儀制か会費制のどちらで開催するかによって金額も異なってきます。会費ウエディングスタイルの一般的な金額例を見てみましょう。
〇ご祝儀制とは、ゲストからお祝いをご祝儀として頂くスタイル。友人、上司、親族などにより包む金額が異なるが1名あたり3万円が相場と言われており、上司親族などはこれ以上の金額になることが多い。
〇会費制とは、ゲストに会費金額を伝えて当日持参してもらうスタイル。1名あたりの金額が確定しているので当日集まる金額が把握できるので予算がたてやすいというメリットも。
1.5次会と結婚式の費用相場や自己負担額を比べてみます。
人数 | 費用 | 結婚式 | 1.5次会 |
40名 | 費用総額 | 220万円 | 140万円 |
自己負担額 | 100万円 | 60万円 | |
会費金額 | – | 2万円 | |
60名 | 費用総額 | 330万円 | 170万円 |
自己負担額 | 150万円 | 50万円 | |
会費金額 | ー | 2万円 | |
80名 | 費用総額 | 500万円 | 220万円 |
自己負担額 | 200万円 | 60万円 | |
会費金額 | ー | 2万円 |
結婚式は、人数が上がると自己負担額も増えていきますが、1.5次会は人数が増えても自己負担額はあまり変わりません。お得に豪華な披露宴などを行いたい方は、1.5次会が最適だといえます。
1.5次会の負担額はお得ですが、こだわりを持てば予算があがることも考えられます。
一例をあげると
- 料理にこだわりグレードアップをする
- 会費設定を低くする(推奨価格20,000円を15,000円にする等)
- 会場装飾や映像演出などに予算をかけた場合
このように1.5次会でも強いこだわりや希望を叶える場合には、結婚式と同等ぐらいまで自己負担額が増えることがありますので、注意が必要です。
1.5次会の会費を15,000円にした際のイメージについては、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:会費制結婚式は自己負担15000円で開催可能?ゲストの相場も紹介
また、予算をおさえるために料理やギフトなどを削ってしまうと大切なゲストをおもてなしすることが叶わなくなります。そのためどのような1.5次会にしたいか、こだわりはどこにするか、どのようにゲストをおもてなししたら喜ばれるか、など予算も含めてふたりで相談していくことがおススメです。
ご祝儀制と会費制の決め方
ご祝儀制か会費制かどちらで1.5次会をするかは、ふたりがどのような1.5次会を希望するかによって決めていきます。
例えば、親族や会社上司、同僚、友人など様々なゲストを招いて披露宴に近い形でホテル・式場などで行いたい場合はご祝儀制がおススメです。様々なゲストを招きおもてなしするためには施設や設備が整っていることは大切なポイントです。
ゲストが友人や同僚など世代が同じ人だけが集まる1.5次会を希望している場合は、レストランでの会費制がおススメです。
1.5次会の会費設定の仕方
会費設定は基本的には、新郎新婦の自由に決めることができます。会費は設定を低く設定すると自己負担が増え、高く設定すると自己負担が減る仕組みになりますので、どのぐらいの自己負担をするかということを考えて設定することもあります。
最近の1.5次会で選ばれている金額帯は、ブッフェスタイルなら15,000円~20,000円、コーススタイルなら20,000円~25,000円程になります。
1.5次会の費用について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:1.5次会の費用はいくらかかる?「結婚式のプロ」がすっきり解説
1.5 次会の費用をおさえるポイント
1.5次会の費用をおさえるポイントを解説します。
- ポイント①衣裳代
ポイント②装花
それぞれ解説します。
ポイント①衣裳代
ドレス&タキシードなどの衣裳代は全体の費用と比較しても、人数分の料理の次に単価の
高い項目になりますので、衣裳代をおさえることは費用をおさえるポイントになります。
専門の衣裳店のレンタルは、ドレス&タキシードの2着で安くても 20 万円前後はかかりま
す。お色直しでカラードレスを着たい、ブランドドレスを着たい、など希望やこだわりが多
くなると費用はさらにかかります。
衣裳代をおさえるには、挙式時に使用したドレスを購入していれば同じものを着用する、ネ
ットなどで販売されているシンプルなドレスやカジュアルドレスを用意する、などが考え
られます。
会費ウエディングスタイルではドレス&タキシードもプランに含まれているので費用の心
配がありません。3つのドレスショップと提携をしており、本格的なウエディングドレスか
らシンプルでカジュアルなドレスまで幅広く取りそろえており、プラン内でも充実したデ
ザインと種類の中から選ぶことができます。
ポイント②装花
装花は、会場内のテーブルを飾るだけでなく、新郎新婦の持つブーケ・ブートニア、受付や
ウエルカムグッズの装飾、フォトスポット…など様々なシーンで装飾をすることができる
ため的確に選んで費用をおさえるのがポイントになります。
一般的な結婚式ではメインテーブル装花のみで 10 万円以上、テーブル装花が 1 テーブル1
万円前後、ブーケ・ブートニアは4万円以上が相場になります。
選ぶ花材やボリュームによって費用がかなり変わってきますので、季節の花を使う、花材に
こだわらない、などで費用をおさえることができます。また、ボリュームを出すためにキャ
ンドルやランプ、本、丸太、クロスなど小物を使って装飾するのもおススメです。
ブーケ・ブートニアは、花束にしたデザインのクラッチブーケは比較的費用をおさえて作る
ことができます。また、プリザーブドフラワーでブーケを作ることもできます。
受付やウエルカムグッズ、フォトスポットなどには生花ではなく持込みの造花や手作りア
イテムを取り入れるなど生花を使わずに装飾することを検討するのも大切です。
会費ウエディングスタイルでは、テーブルを装飾するメインテーブル・ゲストテーブル、新
郎新婦の持つブーケ・ブートニアがプランに含まれています。プランといっても決まったパ
ターンや形から選ぶことはせず、専属のフラワーコーディネートが新郎新婦の希望やイメ
ージに合わせて作り上げていきます
1.5次会はどんな会場でできる?
1.5次会は様々な場所で開催することができます。一般的な結婚式を挙げるホテル・式場・ゲストハウス・レストランの他、思い出の場所や船、キャンプ施設、ガーデン、フリースペースなど多岐にわたります。
参加するゲストやふたりがどんな1.5次会を希望するかに合わせて最適な会場を選びましょう。
主な1.5次会会場の特徴をご紹介します。
ホテル
設備の充実度とサービス、アクセスの良さなど総合力の高い会場がホテルです。少人数(6名)~大人数(150~200名)まで幅広い人数に対応した会場、控室・美容室・衣装室・宿泊など多彩な施設、サービスの安心感などは、親族や上司の多い1.5次会にはピッタリです。
幅広い年代に対応できる接客力の高いスタッフが配属されるケースが多いため、小さな子どもや年配者を招待するような場合にも向いています。
専門式場
結婚式をするために作られた専門の施設が式場です。結婚式らしい豪華で華やかな内装や庭、独立型チャペルなどが揃う場所が多く見た目にも結婚式の雰囲気が伝わりやすい会場です。控え室や更衣室、たくさんのゲストを呼んでも安心できるトイレの数、バリアフリーなど、設備面ではホテル以上の充実度があり、ご祝儀制の1.5次会におススメです。
結婚式に関するノウハウを持っているので、自分たちでは考えつかないような特別感のある演出などを提案してもらうこともできます。
ゲストハウス
1軒の邸宅を貸切るプライベート感がたっぷりな会場がゲストハウスです。会場にはプライベートテラスやガーデンが併設されている所が多く、デザートブッフェや写真撮影、花火、などテラスやガーデンを使っての演出を取り入れることができ人気の高い会場です。
また、提案力が高いゲストハウスが多いため、自分たちならではの特別な1.5次会を開催したいと考えた場合も相談しやすいでしょう。
貸切ができるため費用が高くなることもありますが、会費制での1.5次会も可能です。
レストラン
ふたりが気に入った美味しい料理でもてなしができる会場がレストランです。レストランによっては新郎新婦からの意見を受け、料理をアレンジしてくれるようなところもあります。
レストランは料理や雰囲気によって金額が異なりますが、比較的リーズナブルに開催しやすいため、1.5次会会場として最も選ばれています。特に友人中心の1.5次会パーティーではコース料理が出せる会場が人気です。また、ほとんどのレストランが貸し切りにできるためプライベート感もあり、贅沢な時間を過ごすことができます。
費用がかかっても良いのであれば、高級レストランや、なかなか予約が取れないようなレストランを選択するとゲストに喜んでもらえるはずです。
会場が気になった方は、会費ウェディングスタイルが提携する会場一覧をご覧ください。
1.5次会の準備の進め方
1.5次会の具体的な準備についてご紹介していきます。
1.5次会から7~6ヶ月前
- 1.5次会をプロデュース会社などに相談をする
- パーティー希望日を検討する
- 会場見学
会場見学は必ず行くようにしましょう。写真だけではわからない部分が多いのと実際に見るとイメージがわき、自分たちのやりたいことも明確になってきます。
3~4会場ぐらいを見学するのがおススメです。
どんな会場で1.5次会がしたいかイメージが湧かない場合は、ホテルと式場、レストランとゲストハウス、など違ったジャンルを組み合わせて見学してみると、メリットやデメリットなどがわかり効率的に会場を探すことができますよ。
また、この段階でどういった人を招待するかある程度を考え、人数についても掴んでおくと良いでしょう。会費制にするか、ご祝儀制にするかについても早い段階で考えておきたいところです。
会費制を選択する場合、会場の下見を行う際にプラン内容についてもよく確認しておきましょう。
1.5次会から6~4ヶ月前
- 衣裳(ドレス・タキシード、和装など)を決める
衣裳の試着は1.5次会会場が決定した後、すぐにスタートします。春や秋のシーズンは結婚式や1.5次会が多いため人気の衣装などがおさえられやすくなります。そのため会場が決定したらできるだけ早めに試着をするようにしましょう。
衣裳は基本的には好みの衣装を選んで頂きますが、例えばレストランではボリュームの少ないもの、ホテルでは見栄えのするもの、など会場に合わせて選ぶこともあります。
会費ウエディングスタイルの衣装は一流ホテルや式場でも取り扱いのある質の高い衣装をプラン内でご提案しています。試着は何度でもできるので納得のいく衣装に出会えるまで衣装プランナーと一緒に見つけていきましょう。
- プランニングを検討する
より具体的な形でプランニングを行っていきます。会場に料理の内容やパーティーの進行内容などについて相談してみましょう。
- 招待予定のゲストに打診をする
ゲストに対して突然招待状を送るのではなく、あらかじめ連絡しておくことをおすすめします。その際、1.5次会であることをきちんと伝えておきましょう。
ゲストは日程や費用について気にしています。会員制を選択する場合は、予定している金額に加え、ご祝儀を辞退することなども伝えておくと良いでしょう。
1.5次会から4~3ヶ月前
- 会費金額を決める
→会費金額は基本的にはふたりで決めますが、着席コース、立食ブッフェなどお食事の提供方法で金額を決めるのがおススメです。
- 招待状制作
招待状は1.5次会の2ヶ月前の発送が一般的となりますので、3ヶ月前から準備を進めましょう。紙の招待状、web招待状どちらでもOKです。招待状に入れるべき内容としては、日時や会場の住所・電話番号・ホームページのURL・地図・アクセスの方法などが代表的です。
紙の招待状を自分で制作する場合は、印刷時間などもふまえ余裕をもって準備します。招待状の手配には想像していた以上に時間がかかるケースも多いです。そのため、早い段階から準備しておくことが重要です。
また、招待状用に慶事用の切手94円と返信ハガキ用の切手63円の用意も忘れずに行いましょう。(郵便局で購入できます。)
招待状は汚れを避けるためにもポストへの投函ではなく郵便局で直接出すのがおススメです。
招待状の発送や送信日、返信日は、「大安」「友引」などお日柄の良い日を選ぶのがよいでしょう。
1.5次会から3~2ヶ月前
- パーティー演出
ふたりの希望する1.5次会に合わせて演出を検討していきます。
様々な演出があって色々とやってみたくなりますが、演出はバランスが大事になりますので、経験豊富なプランナーと一緒に作り上げていきましょう。モデルプログラムなどについてプランナーから提案してもらえると、自分たちの1.5次会に取り入れられそうなことや、やってみたいことなどが見つかることもあります。
また、演出の一つとしてプロフィールムービーを作るのもおすすめです。結婚式演出のプロが動画を入れてプロフィールムービーを編集するとどうなるのか、以下の動画をご覧ください。
- 会場装飾
テーブル装花を中心に会場をどのように装飾していくか検討します。希望するイメージ画像やフローリストとの打合せをしながら会場の雰囲気に合うように作り上げていきます。お花は使用する花材やボリュームによっては高価になりやすいので、プランに入っている場合はどのようなお花になるか実際の写真などを見せてもらうようにしましょう。
会費ウエディングスタイルのプランには、メイン装花・ゲストテーブル装花、ブーケ・ブートニアが含まれているプランです。だからこのお花になります、といった決め方はしていません。
プラン内でもふたりの希望にあわせて作り上げていくことができます。
- 引出物、引菓子、ギフトなど
ゲストに渡すギフトがある場合は、どのような商品にするか検討をはじめます。
1.5次会をご祝儀制にした場合は、引出物・引菓子を用意することがほとんどです。現在では、引出物は従来通り会場からもって帰ってもらうものと自宅に配送されるもの、と2種類があります。荷物にならないから便利、ということで配送を希望する方も多くなってきましたが、会場でギフトが何もない状態はゲストに驚かれる可能性があるため、宅配を選んだ場合はテーブルに宅配の旨が書かれたカードや司会者から紹介するようにしておくとよいでしょう。また、年配の方や親族は宅配に慣れていない方が多いため、事前の説明や親族だけ引出物を当日に渡す、などゲストの顔ぶれを考えて分けてみてもいいと思います。
- 料理、ドリンク、ケーキ
おもてなしの要となる料理などを検討します。
プラン内の料理にするかランクアップをするか、など実際の料理写真や試食を通して相談しましょう。親御さんが出席する場合は一緒にすすめるのもおススメです。
料理にこだわりがある場合は、どんな部分をこだわりたいかを決めておくとスムーズですよ。
ウエディングケーキはデザインの希望がある場合は早めに会場に相談しましょう。口頭ではなく画像などを用意して具体的に伝えるのがおススメです。(例えば、2段ケーキで生クリームは薄くのばし、絞りはなし。生花を飾りたい・・・など)
1.5次会から2~1ヶ月前
- レイアウト制作
1.5次会の1ヶ月前が返信締め切り日となります。ある程度の人数が確定してくるので、集まった人数をもとにレイアウトの準備を進めます。
レイアウトの確定後に席次表などのペーパーアイテムの準備をしますが、最近の1.5次会では配布用の席次表は作成せずに、シーティングチャートを使って案内するのみ、という方が増えています。コスト削減や準備の手間がかからないことも要因です。
- 料理、ドリンク決定
ゲストのアレルギー対応については事前にヒアリングをしておきましょう。
多くは返信ハガキの欄に「アレルギーをお持ちの方はご記入ください」など記載をしておき記入ができるようにしておきます。多くの1.5次会会場がアレルギー対応を行っていますので具体的に伝えるようにしましょう。
- BGM選曲
1.5次会パーティーに欠かせないBGMを選曲します。入場、乾杯、退場などシーンを想像しながらおふたりの好きな曲で構成してください。
- 司会者打合せ
1.5次会パーティーの内容を具体的に決定していく司会打合せ。
当日どのような言葉を使ってそれぞれのシーンを進行するか、イメージがしやすいようにお話をしていきます。
司会者は様々なタイプがおります。盛り上げ上手、披露宴のような落ち着きのある進行、メリハリのある進行…などふたりの希望する1.5次会に合った司会者を選びましょう。
1.5次会から2週間前
- 手作りアイテム手配
受付やウエルカムグッズなどの装飾物、引出物や引菓子、プチギフトなど自分で手配をする場合は、1.5次会の2週間前までには完了させましょう。万が一不足が出た場合にギリギリ間に合う時間です。
ただ、パーソナルネームの入るペーパーアイテムは、欠席により変更の恐れも出てくるため、早すぎる準備は避けましょう。
- 精算について
1.5次会の精算方法については、会場や1.5次会のプロデュース会社を決める前に必ず確認しておきましょう。事前に全額支払いや代金の一部を支払わなければならない場合などもあります。手持ち資金がない場合は、当日精算やカード精算ができる会場を選びましょう。
会費ウエディングスタイルでは、当日集まった会費で精算する方が多く、事前にまとまった金額を用意する必要はありません。
1.5次会プログラム例
1.5次会のプログラムは自由に組み立てることができますが、実際にはどのように作りあげているのでしょうか。今までの事例を交えながら紹介していきます。
1.5次会の流れをより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:1.5次会の全体的な流れや確認しておきたいスケジュールまとめ
1.5次会の服装とは
1.5次会の服装について紹介します。今回は、新郎新婦とゲストそれぞれのパターンで見ていきます。
新郎新婦の服装
一般的な披露宴と同じように、ウエディングドレス・タキシードというスタイルが最も多いです。途中でカラードレスや着物、自前のドレスなどにお色直しをされる方も50%程いらっしゃいます。すでに挙式を済ませている方は、1.5次会パーティーはカラードレスを選択される方も多くなっています。
注意したいのが、カジュアルさや気軽さが魅力の1.5次会といっても、あくまで主役は新郎新婦です。そのため、ゲストと区別がつかなくなるほどシンプルな衣装を選択することはやめておいたほうがいいでしょう。衣装をそれほど華やかなものにしないとしても、身に着ける小物類や髪型などを工夫するのも一つの方法です。
また、1.5次会はゲストと交流することが多くなるので、動きやすさを重視するのも良いでしょう。ボリュームのあるドレスでは動きにくく感じてしまうこともあります。
ゲストの服装
ゲストから新郎新婦に寄せられる質問として意外に多いのが、ゲストの服装についてです。特に女性からの質問が多く、一般的な結婚式と同じようにドレスアップするのか、カジュアルでいいのか迷うそうです。
よく1.5次会の招待状などに、平服でお越しくださいと記載されていることが多いのですが、どのぐらいの平服感(普段着に近いのか、気を遣った言い回しなのか)か伝わりづらいようです。
例えば、立食パーティーなのでカジュアルな服装でお越し下さい。気軽なパーティーですので、おしゃれしてお越し下さい。など少し具体的な内容をお伝えするのがおススメです。
ふたりのパーティーのスタイルやテーマによって選ぶ衣装も変わりますが、以下のようにドレスコードを設けておくとわかりやすくなります。
- アロハシャツやデニム指定をする
- 黒と白以外の色を着てもらうなど色の指定
- テーマを縁日にして浴衣を指定する
などを取り入れるとパーティーに一体感が出ます。
1.5次会の服装について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:1.5次会に適した服装とは?会場別のマナーとおすすめをチェック
1.5次会のよくあるお悩みを解決
1.5次会を開催するにあたり、さまざまな疑問を抱えている方もいるでしょう。ここではよくあるお悩みに答えていきます。
Q.1.5次会と二次会の違いは何ですか?
二次会は、結婚式後のパーティーを指します。結婚式のアイテムをそのまま流用ができ、ドレスやタキシードなどを改めて用意する必要がありません。そのため、比較的安価で開催が可能です。
一方、1.5次会とは披露宴と二次会の中間で、それぞれの良さを持ったパーティースタイルです。披露宴ほど豪華かつかしこまった感じではなく、ただ二次会ほどカジュアルでもない形で、新郎新婦が自由に構成ができます。
1.5次会と二次会はまったく別ものと捉えておきましょう。
Q.1.5次会でも挙式を挙げることはできる?
挙式を挙げることはできます。選ぶ会場にもよりますが、ホテル・式場・ゲストハウスにはチャペルや神殿が併設されているので、この場所で挙式を挙げることができます。キリスト教式、人前式、神前式などが執り行えます。
レストランではパーティー会場内での人前式やテラスやガーデンがあればそこで行うこともできます。会場内での挙式はゲストとの距離感が近くアットホームにできます。本格的な挙式を希望しない方や緊張しやすい方にはおススメのスタイルです。
例えば、挙式には親族のみ出席をし、1.5次会パーティーからゲストを呼ぶスタイルや、パーティー会場内で人前式のセレモニーを行ったり、などふたりの希望に合わせて行えます。海外や国内ですでに挙式を済ませている方は、1.5次会で再度挙式を挙げることは少ないようです。
先に海外挙式を挙げてから1.5次会を行う場合、挙式の映像を1.5次会の中で流すといった選択肢もあります。1.5次会の中で直接的に挙式を行わなくても挙式の雰囲気を演出できるでしょう。
Q.1.5次会に招待状は必要?
1.5次会にも招待状又はweb招待状のいずれかが必要です。1.5次会と言っても結婚式にかわりはありませんので、しっかりと招待をする形式をとるのがおススメです。
招待状を用意することによって、カジュアルなイメージのある1.5次会でもきちんとした印象にできます。また、招待状を送ることにより、2次会と差別するような効果も期待できます。
メールで簡単に送れ、返信もweb内で解決するweb招待状は友人や同僚などには使い勝手がよいです
親族や上司には紙の招待状、友人や同僚にはweb招待状を利用するなど最近では分けて利用することも多くなってきました。
関連記事:結婚式や1.5次会の招待状の作成と発送
Q.1.5次会にギフトは用意する?
1.5次会をご祝儀制にした場合は、披露宴と同様に引出物・引菓子のギフトを用意することがほとんどです。引出物の金額は3,000円~4,000円前後、引菓子は1,000円~1,500円前後が平均的な金額です。ただ、親族や上司はご祝儀の金額が多い傾向にあるので、その際は5,000円前後の引出物を用意することもあります。
会費制にした場合は、500円~1,000円相当のお菓子などのギフトを渡すことが多いですが、会費金額が10,000円前後の際は会費が安い分、ギフトを渡さないことも増えてきました。
また、一人ひとりのゲストに合わせて品物を変えている方も多いです。「贈り分け」と呼ばれるものであり、それぞれの好みに合わせて適したギフトを用意できるのが魅力です。
1.5次会のギフトについては、以下の記事をご覧ください。
関連記事:1.5次会のプチギフトって必要?
Q.披露宴と同じようにゲストに受付はお願いするもの?
1.5次会でも受付は必須となりますのでゲストにお願いしましょう。参加人数にもよりますが、2~4名程にお願いすると安心です。
ご祝儀や会費を預かりますので、必ずお金の管理をする人(親や兄弟など)をたてておきましょう。
ご祝儀制にする場合は芳名帳に名前を書いてもらった上でご祝儀を受け取ります。会費制の場合は名前を確認してから名簿に出欠をチェックしてもらいましょう。
会費のお釣りを渡したり、お車代を受付で渡したりすることもあるので、きちんと信頼してお金の管理を任せられる人に依頼することが求められます。
Q.お車代など遠方ゲストへの配慮はどのぐらいするもの?
遠方ゲストへのお車代や宿泊代については、ご祝儀制で開催する場合は一般的な結婚式と同様に用意することが多くなります。宿泊料金や新幹線のチケット代を調べ、その金額に少し足した金額を渡す方法が基本ではありますが、全額負担をする場合もあれば、人数が多い時は宿泊のみ、交通費のみなど一部負担をすることもあります。
会費制で行う場合は、もともとゲストの負担を減らす目的で会費にしているので、お車代などの負担をすることは少ないですが、ゲストへの負担が大きい場合には会費を頂かない、一部を負担するなども検討してみましょう。
また、交通費や宿泊代の負担については、招待をする時点で話をしておきましょう。負担の有無によって出席の検討をすることもあります。
なお、親族のお車代については、渡すのか、金額はどうするのかを含め両親に相談してみたほうが良いでしょう。これまでどのように対応していたのかなどを確認し、それに従う形にしたほうがトラブルになりません。
※遠方は、飛行機や新幹線などを利用する距離とイメージして下さい。
1.5次会のお車代については以下の記事をご覧ください。
関連記事:1.5次会の疑問を解決!ご祝儀の相場は?お車代は必要?
Q.1.5次会は親や親族が出席しても大丈夫?
ふたりがどのような1.5次会を希望するかにもよりますが、親や親族も1.5次会に出席することは多くあります。
例えば、1.5次会を披露宴と同じようなフォーマルスタイルで開催する場合や挙式をする場合などは親、親族に参加をお願いすることがほとんどです。
ただ、年配の親族を招く場合、立食ビュッフェスタイルの場合などは落ち着かないことも多いので、ゆっくりできるテーブルとイスも用意しておきましょう。年配の親族を多く招く予定がある場合は、着席ビュッフェスタイルを選択するのも一つの方法といえます。
挙式を家族だけで行い、その後友人だけで1.5次会をする場合は親、親族が参加することはあまりないようです。
他にも、挙式+会食を親、親族のみでおこない、同日の夕方から友人だけを招いての1.5次会をするなどの二部制や、挙式のみ親、親族のみで行い、パーティーは友人だけ招いてい行う、など希望に合わせて様々なスタイルを行うことができます。
Q.1.5次会を利用する人はどんな人が多い?
1.5次会は、海外やリゾートで挙式をした後のアフターパーティーとしてご利用頂くことが多かったですが、今では様々な理由から1.5次会を選ぶ方が増えてきています。
挙式後のパーティーはもちろん、あまりお金をかけずに会費制で結婚式がしたい、気軽なウエディングパーティーがしたい、挙式と会食をしたい、など。
会費ウエディングスタイルにお問合せを頂くお客様では
- 海外、国内挙式後のパーティーで1.5次会をしたい
- もともと結婚式の予定はなかったが、親やまわりからの希望で、やるなら1.5次会のようなカジュアルな雰囲気で行いたい
- 一般的な結婚式の費用が高額で、ここまでお金をかけたくない
- ゲストに負担をあまりかけたくないので会費制にしたい
- 親族や友人に簡単にお披露目をしたい
- 少人数でパーティーがしたい
などが多くなります。
Q.1.5次会は少人数でも対応しているの?
30名様前後の少人数も対応しています。
例えば、親族だけで30名様の場合は、料理や過ごしやすい空間などを重視した会場を、友人だけの場合は、アクセスや演出しやすい会場などを提案していきます。
また、少人数ならではの演出方法やプログラム作成の仕方など1.5次会プランナーと相談しながらすすめていきます。
理想的な1.5次会を開催するためには準備が重要
いかがだったでしょうか。1.5次会の特徴や魅力、開催するにあたり気になるポイントなどについて紹介しました。念入りな準備を行っておくことが理想に近い1.5次会の開催に繋がります。
1.5次会をしてみたい、興味が出てきた、準備方法などを聞いてみたい、と思ったらぜひ会費ウエディングスタイルの無料相談をご利用下さい。結婚式、1.5次会を熟知した専門プランナーが、ふたりの意見を伺いながらひとつひとつイメージができるように形にしていきます。
会場が決まった後にお申込みとなりますので、予算・会場・装飾などふたりが納得して進めることができます。
無料相談は対面・オンラインどちらも承っておりますので、1.5次会が気になったら会費ウエディングスタイルにお気軽にご相談下さい。
監修者
『会費ウェディングスタイル』では、高品質で低単価をテーマに、料理・衣装・会場などにこだわった会費制ウェディングスタイルを提供しております。
楽しいはずの結婚式が金額が高すぎて悩む。金額が高すぎて出来ない・・・・。こんな思いをするお客様を一人でも無くしたいと考えております。
すべては「お客様にとってちょうどいい」とご満足頂くために。