結婚式の招待状 文章例
ふたりが主体となって結婚式を開催しようとする新郎新婦が増えています。
それに合わせて招待状の文章もふたりが主体となったものが増えています。
通常のパターン、入籍済み、出産後、海外挙式をしてきました、人前式を行います、など種類が様々出てきていますので、ふたりのニーズにあうものを選ぶようにしましょう。
■ふたりが主体となる文章例①
皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは
結婚式を挙げることになりました
つきましては 親しい皆様の末永いお力添えをいただきたく
心ばかりの小宴をもうけたいと存じます
おいそがしい中と存じますが
ご列席くださいますようお願い申し上げます
☆注意点
おいそがしい→お忙しい 「忙」の感じは忌み言葉といわれていうので、あえてひらがなで表記をしています。
他の言葉におきかえるなら、「ご多用の中と・・・」がおススメです。
■ふたりが主体だけれども仲人がいる場合
季節の言葉の後の、「このたび」の後に
伊藤光男ご夫妻のご媒酌により私たちは
結婚式を挙げることになりました
つきましては 日頃お世話になっている皆様に
私たちの門出を見守っていただきたく
こういった内容の文章が入ります。
仲人さんがいる文章は、より丁寧な印象を受ける文章にすることが多いです。
■入籍済みの場合
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
私たちは (例えば 2020年1月1日)に入籍をし
新生活を始めております
そこで 日頃お世話になっております皆様に
ご報告をかねまして
心ばかりの小宴をもうけたいと存じます(以下続く)
■出産をした後
謹啓 ○○の候 皆様にはご健勝のことと
お慶び申し上げます
このたび 私たちの結婚式を挙げることになりました
(例えば2019年3月3日に)誕生しました(長男○○)の
披露もかねまして
心ばかりの小宴をもうけたいと存じます(以下続く)
出産をしてすでに子供がいる場合、生まれた日付と名前も招待状に入れてお披露目をしましょう。
さらに当日顔あわせもかねて紹介をします、というニュアンスが伝わりますね。
■挙式が済んでいる場合
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは(例えば 1月18日に
グアムクリスタルチャペルにおいて)
結婚式を挙げてまいりました
つきましては ご報告とご挨拶をかねまして(以下続く)
挙式の場所を正確に伝えなくてもOKです。
例えば 1月18日にグアムで結婚式を挙げてまいりました
などとシンプルに伝えても◎
■これから挙式を挙げるとき
皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは(例えば 2月22日に
沖縄で結婚式を挙げることになりました
つきましては帰国後 ご報告をかねて
心ばかりの小宴をもうけたいと存じます(以下続く)
招待状はウエディングパーティー開催の約3ヶ月ぐらい前に出しますので、ウエディングパーティーの日時が既に決まっていて、挙式から2~3ヶ月後にする場合は、挙式前に投函をしておきましょう。
招待状を出す時にまだ挙式をあげていなければ、これから挙式を挙げる文章を、招待状を出す時には挙式を挙げていれば、挙式をしてきました、の文章を使用してください。
○月○日に挙式を・・・の日程が記載されますので、この日を境に文章を決めると間違いがないと思います。
■人前式を開催する場合
謹啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のことと
お慶び申し上げます
さて このたび 私どもの婚約が整い
結婚式を挙げることになりました
日頃お世話になっております皆様のお立会いのもと
人前式を行いたく存じます
挙式後 心ばかりの小宴をもうけますので
ご列席いただきますようお願い申し上げます 謹白
人前式の挙式は以前に比べると、人前式を選択される方が増えてきているので、結婚をする世代にはなじみがある言葉と思いますが、親御さん世代にはまだまだ分かりづらい部分があります。
結婚式といえば、神前式かキリスト教式など式を執り行う人がいるものを想像されているので、人前式の司会者が進行するような式は何だろう?!と驚かれることが多々あります。
あらかじめお知らせして安心させてあげることも大切ですね。
または、少し文章をプラスして、
つきましては 日頃お世話になっております皆様に
挙式の立会人となって見届けていただきたく
人前結婚式を行いたいと存じます
こういった文章を付け加えると、意味が伝わりやすいかもしれませんね。
招待状の文章は例文どおりが全てではありませんので、自分たちの気持ちや思いが伝わりづらいな、と思ったら親やプランナーに相談をして、イメージに近いものを作成していくようにしましょう。